マレーシアGP 予選・FP3レポート フェルスタッペンが今季初ポール、FP3首位のメルセデスは4番手止まり

予選
FP3

予選結果

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:36.477 1:35.696 1:35.130
2 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:36.595 1:36.032 1:35.428
3 アイザック・ハジャー Red Bull 1:36.898 1:36.192 1:35.558
4 キミ・アントネッリ Mercedes 1:37.041 1:35.959 1:35.631
5 シャルル・ルクレール Ferrari 1:36.730 1:35.970 1:35.666
6 ランド・ノリス McLaren 1:37.092 1:36.173 1:35.757
7 オスカー・ピアストリ McLaren 1:36.852 1:36.020 1:35.762
8 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:37.264 1:36.245 1:35.871
9 ピエール・ガスリー Alpine 1:37.174 1:36.410 1:37.210
10 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:37.106 1:36.814 1:37.673
11 リアム・ローソン Racing Bulls 1:37.332 1:37.023 —
12 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:37.721 1:37.220 —
13 カルロス・サインツ Williams 1:37.651 1:37.527 —
14 ランス・ストロール Aston Martin 1:37.729 1:37.566 —
15 フランコ・コラピント Alpine 1:37.179 タイムなし —
16 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:37.883 タイムなし —
17 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:37.970 — —
18 オリバー・ベアマン Haas 1:37.980 — —
19 エステバン・オコン Haas 1:38.233 — —
20 アレクサンダー・アルボン Williams 1:38.600 — —
21 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:38.611 — —
22 セルジオ・ペレス Cadillac 1:38.933 — —

FP3 結果

順位 ドライバー チーム タイム 差 周回
1 キミ・アントネッリ Mercedes 1:36.302 12
2 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:36.580 +0.278s 12
3 アイザック・ハジャー Red Bull 1:36.860 +0.558s 15
4 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:36.912 +0.610s 11
5 シャルル・ルクレール Ferrari 1:37.016 +0.714s 19
6 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:37.041 +0.739s 15
7 ランド・ノリス McLaren 1:37.161 +0.859s 15
8 オスカー・ピアストリ McLaren 1:37.366 +1.064s 16
9 フランコ・コラピント Alpine 1:37.920 +1.618s 20
10 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:38.084 +1.782s 24
11 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:38.204 +1.902s 15
12 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:38.223 +1.921s 13
13 ピエール・ガスリー Alpine 1:38.241 +1.939s 20
14 エステバン・オコン Haas 1:38.252 +1.950s 12
15 リアム・ローソン Racing Bulls 1:38.266 +1.964s 17
16 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:38.356 +2.054s 14
17 オリバー・ベアマン Haas 1:38.692 +2.390s 12
18 カルロス・サインツ Williams 1:38.716 +2.414s 21
19 ランス・ストロール Aston Martin 1:38.811 +2.509s 12
20 アレクサンダー・アルボン Williams 1:39.049 +2.747s 18
21 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:39.931 +3.629s 14
22 セルジオ・ペレス Cadillac 1:40.223 +3.921s 20

セクター別の速度差は誰がどこで稼いだのか。F1予選セクター優勢マップ(TrackDominance)で予選アタックのテレメトリーをドライバー同士重ねて比較できる。

目次

予選ハイライト

フェルスタッペンがQ1〜Q3すべてトップで今季初ポール

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がQ1からQ3まですべてトップタイムを記録し、1:35.130で今季初のポールポジションを獲得した。Q3は1回目に1:35.250を出し、2回目は第3セクターで全体ベストを刻んでさらに0.120秒縮めている。開幕から15戦のポールはすべてメルセデス製PUのマシンが占めており、それ以外のPUによるポールは今季初。フェルスタッペンは2025年最終戦アブダビGP以来のポールで、セパンでは最後の開催となった2017年マレーシアGPの勝者でもある。2番手は0.298秒差のルイス・ハミルトン(フェラーリ)で、本人はアタックのタイミングが完璧だったと振り返った。

3番手ハジャーら3人がグリッド降格、アントネッリは3番グリッドへ

アイザック・ハジャーが0.428秒差の3番手に入り、レッドブルは2台がトップ3に並んだ。ただしハジャーは年間使用基数を超えるICE(内燃機関)の投入で5グリッド降格を受けており、8番グリッドに下がる見込みだ。繰り上がりで選手権リーダーのキミ・アントネッリ(メルセデス)が3番、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が4番グリッドに入る。ペナルティを抱えるフランコ・コラピント(アルピーヌ、計15グリッド降格)とアービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ、最後尾スタート)はQ2でタイムを記録していない。リンドブラッドはチームメイトのリアム・ローソンにスリップストリームを与える役に回ったものの、ローソンは0.209秒届かず11番手でQ3を逃した。

FP3首位のメルセデスは予選でアントネッリ4番手、ラッセル8番手

大型アップグレードを投入したメルセデスはFP3でトップに立ったものの、予選はアントネッリが4番手、ジョージ・ラッセルが8番手にとどまった。メルセデスが予選でフロントロウに1台も並べなかったのは、4番手と7番手だったハンガリーGP以来で今季2度目。アントネッリはQ2最初のアタックで記録したタイムをターン6のトラックリミット違反で抹消され、新品ソフトを追加投入して2番手で通過した。Q3は他車より早いタイミングで最終アタックに出て、ポールから0.501秒差の1:35.631だった。

アストンマーティンが今季初の2台Q2進出、ハースは2台ともQ1敗退

ホンダPUを積むアストンマーティンは、フェルナンド・アロンソが12番手、ランス・ストロールが14番手に入り、今季初めて2台そろってQ2に進んだ。ストロールは今季初のQ2進出で、Q1ではアロンソに0.008秒差まで迫った。アロンソの12番手は今季自己最高の予選順位で、本人は結果を「奇跡」と表現している。ホンダは今週、改良型ターボチャージャーを9月のマドリードGPから順次投入していたことを明かした。一方のハースはオリバー・ベアマンが18番手、エステバン・オコンが19番手で、モナコGP以来となる2台そろってのQ1敗退だった。

FP3ハイライト

アントネッリが週末初の1分36秒台で首位

FP3はアントネッリが2セット目のソフトで1:36.302を記録し、トップに立った。金曜のFP1とFP2のトップタイム(1:37.520、1:37.528)をいずれも1.2秒以上更新し、今週末で初めて1分37秒を切っている。メルセデスは金曜に苦戦しており、チームによるとアップグレードで中高速コーナーの性能は伸びたものの、もともと強みだった低速コーナーが犠牲になっていた。その原因を夜間のシミュレーター作業で探ったという。2番手のフェルスタッペン(+0.278秒)と3番手のハジャー(+0.558秒)がレッドブル勢として続き、ラッセルが4番手、フェラーリのルクレールとハミルトンが5、6番手だった。

高温でソフトは1周限り、マクラーレンは7、8番手

路面温度が50度台で推移したFP3では、ソフトタイヤが性能を保てるのはアタック1周のみで、クールダウン走行やピットでの待機を挟んでもタイムは伸びなかった。マクラーレンはソフトを生かしきれず、ランド・ノリスはミディアム(C3)で出したタイムが自己ベストとなって7番手。オスカー・ピアストリもミディアムからソフトに替えて0.1秒しか縮まらず、8番手にとどまった。中団勢の先頭は9番手のコラピントで、グリッド降格を控えて金曜は燃料を多く積んだロングランに専念していた。

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