【2026 R15】アゼルバイジャンGP フリー走行レポート ラッセルが木曜2セッション連続トップ、ランキング首位アントネッリは油圧トラブル

FP2
FP1

FP2 結果

順位 ドライバー チーム タイム 差 周回
1 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:43.347 24
2 キミ・アントネッリ Mercedes 1:43.899 +0.552s 16
3 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:44.174 +0.827s 23
4 シャルル・ルクレール Ferrari 1:44.473 +1.126s 24
5 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:44.665 +1.318s 23
6 ランド・ノリス McLaren 1:44.831 +1.484s 22
7 ピエール・ガスリー Alpine 1:44.843 +1.496s 23
8 オスカー・ピアストリ McLaren 1:44.857 +1.510s 22
9 アイザック・ハジャー Red Bull 1:44.868 +1.521s 21
10 エステバン・オコン Haas 1:45.290 +1.943s 25
11 フランコ・コラピント Alpine 1:45.479 +2.132s 23
12 リアム・ローソン Racing Bulls 1:45.681 +2.334s 25
13 セルジオ・ペレス Cadillac 1:45.760 +2.413s 23
14 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:45.794 +2.447s 24
15 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:45.854 +2.507s 20
16 アレクサンダー・アルボン Williams 1:46.123 +2.776s 24
17 カルロス・サインツ Williams 1:46.221 +2.874s 22
18 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:46.391 +3.044s 4
19 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:46.737 +3.390s 26
20 オリバー・ベアマン Haas 1:46.801 +3.454s 10
21 ランス・ストロール Aston Martin 1:47.403 +4.056s 24
22 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:47.889 +4.542s 9

FP1 結果

順位 ドライバー チーム タイム 差 周回
1 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:45.387 24
2 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:45.787 +0.400s 22
3 シャルル・ルクレール Ferrari 1:45.791 +0.404s 25
4 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:45.824 +0.437s 25
5 キミ・アントネッリ Mercedes 1:46.265 +0.878s 9
6 オスカー・ピアストリ McLaren 1:46.398 +1.011s 17
7 リアム・ローソン Racing Bulls 1:46.440 +1.053s 26
8 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:46.601 +1.214s 23
9 エステバン・オコン Haas 1:46.624 +1.237s 19
10 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:46.688 +1.301s 21
11 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:46.871 +1.484s 22
12 カルロス・サインツ Williams 1:46.893 +1.506s 22
13 アレクサンダー・アルボン Williams 1:46.939 +1.552s 29
14 ランド・ノリス McLaren 1:46.981 +1.594s 14
15 オリバー・ベアマン Haas 1:46.994 +1.607s 22
16 ピエール・ガスリー Alpine 1:47.043 +1.656s 22
17 セルジオ・ペレス Cadillac 1:47.253 +1.866s 24
18 フランコ・コラピント Alpine 1:47.523 +2.136s 23
19 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:47.835 +2.448s 24
20 アイザック・ハジャー Red Bull 1:47.873 +2.486s 8
21 ランス・ストロール Aston Martin 1:48.547 +3.160s 22
22 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:49.315 +3.928s 22
目次

FP1ハイライト

ラッセルがFP1トップ、フェラーリ勢はミディアムでフェルスタッペンに肉薄

トップはメルセデスのジョージ・ラッセルで、ソフトタイヤとメインストレートでのスリップストリームを生かして1分45秒387を記録した。最初に1分46秒を切ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は0.400秒差の2番手。3番手シャルル・ルクレールと4番手ルイス・ハミルトンのフェラーリ勢はソフトを使わず、ミディアムでフェルスタッペンにそれぞれ0.004秒差、0.037秒差まで迫っている。

ランキング首位のアントネッリは油圧トラブルで9周止まり

キミ・アントネッリ(メルセデス)はハードタイヤで1分46秒265を記録した後、ソフトに履き替えたアウトラップのターン7で油圧トラブルに見舞われてマシンを止めた。回収のためにバーチャルセーフティカー(VSC)が導入され、アントネッリは開始から25分ほどで走行を終えたが、序盤のタイムで5番手に残っている。停止したマシンにはマーシャルが消火剤を噴射しており、メルセデスは洗浄と点検のためFP2に向けて既に使用しているパワーユニット(PU)に載せ替えた。グリッドペナルティは科されない。

復帰のハジャーはPUトラブルで20番手、マクラーレンも修復で出遅れ

手首の負傷で3戦を欠場していたアイザック・ハジャーがレッドブルで復帰した。序盤からブレーキが片側に引っ張られる症状を訴え、PUのトラブルで8周しか走れずに20番手に終わっている(FP2は21周を走って9番手)。ハジャーの復帰でリアム・ローソンはレーシングブルズへ戻り、そのシートを3戦にわたって代役で務めた角田裕毅はリザーブの立場に回った。

サイドポッドやフロアなどに新パーツを投入したマクラーレンは、部品に亀裂が見つかって2台とも修復に時間を取られた。ランド・ノリスは14番手に沈み、オスカー・ピアストリは最後のアタックで6番手に食い込んでいる。トラブルはほかにも続き、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)はリアブレーキから火が出てピットに戻った。終盤にはニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)がターン4出口で止まり、2度目のVSCが出ている。

FP2ハイライト

メルセデスが1-2、ラッセルは木曜の2セッションを連続トップ

FP2もラッセルが最速。ソフトでアタックを重ねて1分43秒347までタイムを縮めた。PU載せ替えのため赤旗明けからの出走となったアントネッリが0.552秒差で続き、メルセデスが1-2を占めている。3番手のフェルスタッペンは0.827秒差。赤旗前にミディアムで出したタイムではラッセルを0.045秒上回っていたが、無線ではリアが浮いてカウンターステアを当て続けていると訴えていた。フェラーリ勢はルクレール4番手、ハミルトン5番手でトップから1秒以上離された。FP1で見つかった亀裂を結束バンドで補強したまま走ったマクラーレンは、ノリス6番手、ピアストリ8番手でともに約1.5秒の差をつけられ、ノリスは「かなり遅れている」と認めている。

決勝を想定した終盤の連続周回(ロングラン)は、上位勢で4〜6周にとどまった。各車の最終スティントから、アウトラップとスティント内ベストより2秒を超えて遅い周を除いて平均を出すと、4周以上残った車で1分47秒台に入ったのはラッセルだけだった。タイヤは7周使用済みのミディアムで、平均は1分47秒960。5周使用済みのソフトを履いたフェルスタッペンが1分48秒119、新品ミディアムのアントネッリが1分48秒520で続く。フェラーリ勢の最上位は、7周使用済みのソフトを履いたルクレールの1分48秒773だった。燃料搭載量は各チームとも公表していないため、単純な比較はできない。

リンドブラッドのクラッシュで赤旗、ハミルトンは走行妨害でけん責

開始から約19分、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが旧市街のキャッスルセクションでウォールに接触して止まり、赤旗が出た。前戦マドリードに続き、FP2では2戦連続のクラッシュとなる。セッションは約10分後に再開されたが、直後にハースのオリバー・ベアマンがPUの故障を訴え、エスケープロードにマシンを止めた。後半にはターン19で、アタック中のローソンの進路をハミルトンがふさぎ、セッション後に審議が行われている。スチュワードは、ハミルトンがターン16〜18でコース左端に寄るという走行指示に従わず、ローソンにアクセルを戻させたと認定した。フリー走行中なら通常は警告で済むが、高速区間であることやレースディレクターの指示を踏まえ、意図はなかったものの妨害の程度は重大とみなされた。処分はけん責で、ターン16〜19でのエネルギー管理の難しさも考慮されている。

アストンマーティンは2台ともPU交換で最後列スタートへ

ホンダ製PUを積むアストンマーティンは、今大会で2台に新しいPUコンポーネントを投入した。いずれも年間の規定数を超えたため、フェルナンド・アロンソは5基目の内燃エンジン(ICE)やターボチャージャーなどで計25グリッドの降格となった。ランス・ストロールも6基目のターボチャージャーや7基目のエネルギーストアなどで計20グリッドの降格を受けている。15グリッドを超える降格は最後尾スタート扱いとなるため、2台は予選結果にかかわらず最後列に並ぶ。FP2もストロール21番手、アロンソ22番手と下位に沈み、アロンソはオイル漏れが疑われる症状で9周しか走れなかった。

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