2026年イギリスGPの決勝後、レッドブルのホスピタリティで撮られたある映像が海外で話題になっている。チーム代表のローラン・メキーズが、フェルスタッペンの父ヨス・フェルスタッペンやマネージャーのレイモンド・フェルミューレンと話し込んでいたところ、通りがかったマックス・フェルスタッペン本人を見つけるや、会話を切り上げて猛然と追いかけていく、という一幕だ。
背景にあるのは、この週末のあまりに苦い結末。フェルスタッペンは残り4周でストウ・コーナーからマシンを飛ばしてクラッシュ、リタイアに終わった。原因はストレートで大きく開いたリアウィングが完全に閉じきらず、リアのダウンフォースを失ったこと。パドックで「マカレナ・ウィング」と呼ばれるこのリアウィングを、本人は「危険すぎる」と断じている。オーストリアGP予選での同種のクラッシュに続く、2戦連続のアクシデントだった。無線では「Fワード」が飛び出し、レース後も「今は楽観的でいられるほど悟りを開いてない。数日リセットする時間が必要だ」と吐き捨てている。
そして最大のポイントが脱出条項だ。フェルスタッペンの契約は2028年まで残っているが、「夏休みの時点でドライバーズランキング上位2番手以内にいなければ、2027年に他チームへ移籍できる」という条項があるとされる。イギリスGPでのノーポイントにより、残り2戦で首位2台に追いつくのは数字上不可能となり、この条件が満たされる状況に。つまりマックスは、望めば2027年に出ていける立場になったわけだ。現在の彼はランキング7位、首位アントネッリとは103ポイント差である。
決勝直後、ホスピタリティではヨス、フェルミューレン、メキーズ、そしてレッドブル本体を統括するオリバー・ミンツラフが長い話し込みに入っていたと報じられている。「マックスは中団を走るために生まれてきたわけじゃない」と口にするなど、陣営の不満は隠しきれない。もっとも、移籍先は簡単には見つからない。メルセデスのトト・ヴォルフはラッセルとアントネッリの残留を明言し、フェラーリもマクラーレンも現体制を崩す気配はないからだ。
最速マシンには程遠く、しかも危険な車に4度の世界王者が乗っている。この状況を海外ファンはどう見たのか。冒頭の”追いかけっこ”の解釈から、移籍ネタ、マシンへの本気の懸念まで、反応をまとめた。
マックスは何から逃げた? ドアの向こうの攻防
あれは相当ブチギレてるオランダ人だな。あの階段の上がり方を見ろよ。メキーズも数分くらいマックスに絡む必要はないだろうに。
それとXのどこかの投稿によると、マックスはドアに鍵をかけてたらしい。
まあツイッターのどこかの投稿がそう言うならな。
ヨスとの会話から抜け出す、いい口実ができたな。
単にヨスと話すのを避けたかっただけだろ。
それは万国共通で理解できる話だな。
ヤツがドアをブチ破る前に捕まえた方がいい。ヨスより。
実はヨスがマックスを呼んだだけ?
いや、ヨスは「マックスが来たぞ」と指さしてるように見える。「話しかけてこい」って感じだ。
そもそも最初からそこで彼を待ってたんだろ。
どっちかというとヨスがマックスを指さしたように見えるけどな。
面白い話に事実を持ち込むなよ。
ジョークに真実を持ち込むな(君が正しいと思うよ)。
ここのコメント、正気じゃないのが多すぎる。ドライブ・トゥ・サバイブでF1がメジャーになったのは知ってるけど、ここのフェイスブックみたいなコメントの多さは笑えるよ。いや、メキーズは舐められてない。そう、メキーズはチームを率いる能力がある。いや、メキーズはヨスから逃げるためにマックスを追いかけたんじゃない。ヨスは「マックスがやっと来たぞ」と指さして、みんなが彼を待ってて、メキーズが話せるようにしてるだけだ。
トトからの電話? 移籍を巡るネタと現実
フェルスタッペン、トトからの電話を取るために階段を駆け上がってるんだろ。
「いいかマックス、契約してやる。ただし今の給料の半分、他のシリーズには出場禁止、それと毎週マーケティング撮影な。これが最終オファーだ。ウチには最速のマシンがあって、お前はドライバーズ7位なんだからな」
トトが去年8月にこう言ってた。フェルスタッペンが来年もレッドブルに残るのは”いいこと”だ、彼に1億(ユーロ)を払わずに済むし、オランダ人はどのチームが最速のマシンを持ってるか見極めて2027年に動ける、と水を向けられた場面。ヴォルフは笑みを浮かべて「うまくいけばウチだよ」と答え、こう付け加えた。「そうなれば10パーセントだけ払えばいい。それはまさにレイモンド(フェルミューレン)に言ったことなんだ」と、フェルスタッペンのマネージャーに言及したんだ。
これは給料じゃなくて買い取り(移籍金)の話だぞ。
トトは今、すごく有利な立場にいるな。
そうでもない。フェルスタッペンは欲しいものが手に入らなければ、あっさり身を引くだけさ。
うん、マックスは出ていくと思うわ(笑)
2027年のレッドブルは誰が乗る?
じゃあ2027年のレッドブルはハジャー/リンドブラッドか?
いや、そこはローソンを入れて、リンドブラッドにはもう1年与えろ。ローソンは今のところ明らかにリンドブラッドより上だし、ハジャーとの相性も間違いなくプラスに働く。考えてみればローソンはトップチームの2番手として完璧だ。常にいるべき場所にいるし、ディフェンスにかけては厄介な存在だからな。
メキーズは優勝チームを率いる器か
メキーズはチャンピオン争いを狙うチームを率いるタイプには思えないんだよな。
彼は技術面では優秀だけど、ホーナーが持ってたような人心掌握術や政治的な立ち回りがないんだよ。今のレッドブルには、ホーナーやトトみたいなタイプの方が合ってる。
もしレッドブルが正しいことをして、政治的に都合のいいタイミングじゃなく疑惑が出た時点でホーナーをクビにしてたら、ジョナサン・ウィートリーがチーム代表になってたかもしれない。彼の方がかつてのレッドブルの容赦ない競争精神にずっと合ってた。メキーズはVCARBみたいなチーム向きだったんだよ。
危険な「マカレナ・ウィング」問題
ダメなマシンに乗るのは、どんなドライバーもキャリアのどこかで経験することだって分かってる。でもマックスやルイスみたいな世代を代表する才能と過ごせる年数が限られてるなら、競争力のあるマシンに乗ってほしいんだよ!
ダメなマシンってだけならまだしも、これは単純に危険でもある。今季すでにマシンの不具合が原因で高速クラッシュを3回もやってるんだぞ。
フェラーリのリアウィングは走行中に壊れて、死の罠じゃなくなるまで棚上げにした。機能しないものをあえて走らせるのは”選択”だよ。
ああ、レッドブルもマシンが問題を起こさないと確信できるまで、いったんあのウィングを棚上げにする必要がありそうだな。メルセデスは普通のウィングで全く問題なくやってる。あのウィングがそんなに効くって話、理由を聞いてみたいよ。ドラッグを減らすのは知ってるけど、メルセデスは何も困ってなさそうだし。
フェルナンドなんてキャリアの半分を完全なトラクター(ポンコツ)で過ごしてるぞ。マックスやハミルトンがこれまで経験してきたレベルより、状況ははるかに、はるかに悪くなり得るんだ。
メキースはいい代表だと思うが、今のレッドブルの流れは良くないのは事実
出典:r/formula1

