2022年7月30日、ブダペスト。土砂降りのハンガロリンクで行われたFP3のタイムシートは、当時のF1ファン全員が二度見するものだった。
トップタイム、ニコラス・ラティフィ。1分41秒480。2番手のシャルル・ルクレールに0.661秒差、3番手のチームメイト、アレクサンダー・アルボンには0.901秒差をつけての首位である。ウィリアムズが1番手と3番手を占め、マックス・フェルスタッペンは1.7秒以上離された4番手。
| 順位 | ドライバー | チーム | タイム/差 |
|---|---|---|---|
| 1 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1:41.480 |
| 2 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | +0.661 |
| 3 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | +0.901 |
| 4 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | +1.725 |
| 5 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | +1.954 |
セッション終盤、乾き始めた路面でインターミディエイトに履き替えた各車がタイムを更新していく中、ラティフィだけが別次元のラップを刻んだ。彼がF1のセッションで首位に立ったのは、キャリアでこの一度きり。
そして、その数時間後の予選ではQ1敗退の最下位。翌日の決勝は1周遅れの18位。シーズン終了とともにF1のシートを失い、2023年からはロンドン・ビジネススクールでMBAの学生になった。
文脈を知らない新参者に、古参が総出で説明する
この画像、なんの話なの?
2022年ハンガリーGPのFP3だよ。例のGOATラップと、それを見たシャルルの反応もセットでどうぞ。
「うーん、俺の記憶も錆びついてきたかな」
俺は一生忘れない🫡
GOAT信仰は4年経っても健在
アーモンドを搾ればアーモンドミルク。大豆を搾れば豆乳。ラティフィを搾れば、出てくるのはGOATミルクだけ。
だからGoogleで彼の名前を検索すると、ヤギの影が浮かび上がるんだ。
GOATが本気を出すとこうなるという話。今までは他の連中に花を持たせていただけ。
ウィリアムズを全盛期に戻せるのは、GOATラティフィだけ。
人類が思い知らされた日、というノリ
そしてあの日、人類は思い知らされた。ラティフィが力の1%でも使ったらどうなるのかを。
速さのダンケルク。
一夜明けたら、ではなく数時間後には最下位
その伝説のFP3のあと、彼は予選でアルボンに0.3秒差をつけられて最下位。そして決勝では1周遅れで角田裕毅を打ち破るという実力を見せつけた。
それでも最下位に沈む途中で、第1セクターはパープルだったけどな。
あのレースで誰が勝ったのかはまったく覚えていない。でもFP3? あれは最高だったよ。
マックスのスピンというミーム付きで、フェラーリがシャルルにハードを履かせるかどうかを見届けるためのレースでもあった。
でも真面目な話、GOATはどうやってあれをやってのけたんだ? 他の連中は全員バードウォッチングでもしてたのか?
タイヤといいタイミングでアタックできたのが大きい
なぜアルボンが残り、GOATは去ったのか
なぜアルボンが生き残ってGOATが切られたのか、俺には一生理解できない。
GOATはアルボンを圧倒しすぎたことを申し訳なく思って、慈悲でシートを譲ってあげたんだよ。
F1がMBSで妥協している間、GOATは外でMBAを取っていた。
ウィリアムズは時間を逆行している
ウィリアムズは間違いなくF1界のベンジャミン・バトンだ。
ベンジャミンバトンは年を追うごとに若返る(後退する)映画
オー・カナダ。
我らが故郷、我らの祖国。
あの日、世界は少しだけ癒やされた。
さすがGOATラティフィだぜ
出典:r/formuladank

