シンガポールGP 予選・スプリントレポート フェルスタッペンが土曜2冠、ラッセルは首位からクラッシュ

予選
スプリント

予選結果

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:33.241 1:31.639 1:31.373
2 シャルル・ルクレール Ferrari 1:32.774 1:31.953 1:31.427
3 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:32.429 1:31.529 1:31.496
4 キミ・アントネッリ Mercedes 1:33.601 1:32.079 1:31.562
5 ランド・ノリス McLaren 1:32.775 1:31.895 1:31.712
6 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:33.617 1:32.212 1:31.747
7 オスカー・ピアストリ McLaren 1:33.076 1:32.245 1:31.860
8 ピエール・ガスリー Alpine 1:33.182 1:32.602 1:32.225
9 リアム・ローソン Racing Bulls 1:32.885 1:32.319 1:32.369
10 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:33.288 1:32.498 1:32.781
11 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:33.147 1:32.784 —
12 オリバー・ベアマン Haas 1:33.356 1:32.908 —
13 エステバン・オコン Haas 1:33.803 1:33.323 —
14 カルロス・サインツ Williams 1:33.774 1:33.526 —
15 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:34.169 1:33.658 —
16 フランコ・コラピント Alpine 1:33.261 1:33.787 —
17 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:34.223 — —
18 アレクサンダー・アルボン Williams 1:34.289 — —
19 ランス・ストロール Aston Martin 1:34.946 — —
20 セルジオ・ペレス Cadillac 1:35.123 — —
21 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:35.984 — —
22 アイザック・ハジャー Red Bull タイムなし — —

スプリント結果

順位 ドライバー チーム 周回 タイム / リタイア PTS
1 マックス・フェルスタッペン Red Bull 20 39:48.162 8
2 ルイス・ハミルトン Ferrari 20 +2.591s 7
3 シャルル・ルクレール Ferrari 20 +16.871s 6
4 キミ・アントネッリ Mercedes 20 +17.238s 5
5 リアム・ローソン Racing Bulls 20 +20.632s 4
6 オリバー・ベアマン Haas 20 +24.321s 3
7 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 20 +27.525s 2
8 ランド・ノリス McLaren 20 +28.272s 1
9 ピエール・ガスリー Alpine 20 +36.220s 0
10 エステバン・オコン Haas 20 +37.640s 0
11 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 20 +50.464s 0
12 カルロス・サインツ Williams 20 +52.467s 0
13 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 20 +55.792s 0
14 オスカー・ピアストリ McLaren 19 +1周 0
DNF アレクサンダー・アルボン Williams 14 接触 0
DNF ガブリエル・ボルトレート Audi 6 接触 0
DNF バルテリ・ボッタス Cadillac 6 接触 0
DNF アイザック・ハジャー Red Bull 2 マシントラブル 0
DNF フランコ・コラピント Alpine 2 マシントラブル 0
DNF ジョージ・ラッセル Mercedes 1 クラッシュ 0
DNF セルジオ・ペレス Cadillac 1 接触 0
DNF ランス・ストロール Aston Martin 0 接触 0

セクター別の速度差は誰がどこで稼いだのか。F1予選セクター優勢マップ(TrackDominance)で予選アタックのテレメトリーをドライバー同士重ねて比較できる。

目次

予選ハイライト

フェルスタッペンがQ3初回アタックでポール、スプリントと合わせ土曜2冠

ポールはマックス・フェルスタッペン。Q3の1回目に記録した1:31.373が最後まで破られなかった。2番手シャルル・ルクレールとの差は0.054秒、3番手ルイス・ハミルトンは0.123秒差で、フェラーリ2台が0.1秒前後の圏内に並んだ。ハミルトンはQ1・Q2をいずれもトップ通過(Q2は1:31.529)していたが、Q3では自己ベストをわずかに更新するにとどまった。フェルスタッペンはQ2で無線越しにシフトの不調を訴えながらも、セッションを通じて15周の走行でポールをまとめた(ルクレールとハミルトンは25周)。夕方のスプリント優勝に続き、土曜の2セッションを制している。

6番手ラッセルはPU交換で最後尾スタートへ

ジョージ・ラッセルはスプリントのクラッシュから修復されたマシンで予選に臨み、トップから0.374秒差の6番手。ただし前戦マレーシアGPでのPU故障を受けて年間使用基数を超える交換が必要となり、決勝は少なくとも10グリッド降格、メルセデスは最後尾からのスタートになるとしている。チームメイトのキミ・アントネッリは4番手。ランキング首位のアントネッリはスプリント4位でラッセルとの差を89ポイントに広げており、ラッセルは最後尾から追う立場で決勝を迎える。

ヒュルケンベルグが0.182秒差でQ3逃す、コラピントはQ2でクラッシュ

Q2では終盤にピエール・ガスリーが10番手に滑り込み、ニコ・ヒュルケンベルグは10番手ガスリーから0.182秒差の11番手で敗退した。レーシングブルズはリアム・ローソン9番手、アービッド・リンドブラッド10番手で2台ともQ3へ進んでいる。Q2敗退はヒュルケンベルグ、オリバー・ベアマン、エステバン・オコン、カルロス・サインツ、ガブリエル・ボルトレート、フランコ・コラピント。コラピントはQ2中にバリアへ接触した。Q1ではフェルナンド・アロンソが16番手ボルトレートに0.054秒届かず17番手で姿を消し、アレクサンダー・アルボン、ランス・ストロール、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタス、アイザック・ハジャーも敗退した。

ハジャーはPU交換後もトラブル続き、タイム計測なし

アイザック・ハジャーは予選前にPUを交換したものの、Q1のアタック中に「エンジンが止まった」「ギアがない」と無線で伝えてピットへ戻り、タイムを残せず22番手。スプリントでも2周目にターン5でストップしており、土曜は2セッション続けてトラブルに見舞われた。決勝はPU交換ペナルティを受けるラッセルとともに後方からのスタートになる見込みだ。

スプリントハイライト

豪雨で約30分遅延、首位ラッセルが1周目にクラッシュ

スタート直前の豪雨でコースの一部に水が溜まり、スプリントは約30分遅れでセーフティカー先導のフォーメーションラップから始まった。全車インターミディエイトでのスタンディングスタートとなり、20周で争われた。フロントロウ2番手のラッセルがターン1でフェルスタッペンを抜いて首位に立ったが、1周目の最終コーナー立ち上がりでコントロールを失いウォールに接触してリタイア。同じ1周目にはターン16でストロールとペレスが接触し、セーフティカーが6周目まで導入された。リスタート直後にはアルボン、ボルトレート、ボッタスが絡む接触も起き、最終ラップのピアストリを含め、リタイアは計9台に上った。

フェルスタッペンが逃げ切り、ハミルトンは6番手から2位

リスタート後のフェルスタッペンは徐々に差を広げ、2位ハミルトンに2.591秒差をつけて優勝した。ハミルトンは6番グリッドからオープニングラップで順位を上げ、レース最速ラップ1:45.457も記録している。黄旗区間での違反の疑いでスチュワードの審査対象となったが、それ以上の調査は行われなかった。3位ルクレールは乾いていく路面でインターミディエイトのフロントを使い切り、終盤は2位ハミルトンから大きく離された。4位アントネッリに続き、ローソンが5位、ベアマンが6位、ヒュルケンベルグが7位に入った。

最終ラップでマクラーレン同士が接触、ピアストリはストップ

ファイナルラップのターン5で、ランド・ノリスがオスカー・ピアストリのインに飛び込み2台が接触した。ピアストリはスピンしてバリアで止まり、1周遅れの14位扱いでノーポイント。ノリスは8位で1ポイントを拾った。スチュワードは両者ともに接触の原因があり、どちらか一方が全面的または主たる責任を負うものではないとして、お咎めなしの裁定を下している。

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