マレーシアGP フリー走行レポート ルクレールがFP2首位 アップグレードのメルセデスは7・8番手

FP2
FP1

FP2 結果

順位 ドライバー チーム タイム 差 周回
1 シャルル・ルクレール Ferrari 1:37.528 29
2 アイザック・ハジャー Red Bull 1:37.627 +0.099s 23
3 ランド・ノリス McLaren 1:37.665 +0.137s 25
4 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:37.785 +0.257s 20
5 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:37.833 +0.305s 28
6 オスカー・ピアストリ McLaren 1:37.899 +0.371s 26
7 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:38.020 +0.492s 28
8 キミ・アントネッリ Mercedes 1:38.060 +0.532s 28
9 リアム・ローソン Racing Bulls 1:38.496 +0.968s 30
10 ピエール・ガスリー Alpine 1:38.588 +1.060s 29
11 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:38.880 +1.352s 33
12 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:39.051 +1.523s 25
13 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:39.109 +1.581s 30
14 エステバン・オコン Haas 1:39.361 +1.833s 29
15 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:39.478 +1.950s 28
16 オリバー・ベアマン Haas 1:39.706 +2.178s 30
17 カルロス・サインツ Williams 1:39.930 +2.402s 31
18 ランス・ストロール Aston Martin 1:40.150 +2.622s 26
19 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:40.186 +2.658s 27
20 アレクサンダー・アルボン Williams 1:40.221 +2.693s 30
21 セルジオ・ペレス Cadillac 1:40.938 +3.410s 28
22 フランコ・コラピント Alpine 1:43.391 +5.863s 31

FP1 結果

順位 ドライバー チーム タイム 差 周回
1 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:37.520 23
2 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:37.903 +0.383s 25
3 アイザック・ハジャー Red Bull 1:38.303 +0.783s 23
4 シャルル・ルクレール Ferrari 1:38.367 +0.847s 25
5 キミ・アントネッリ Mercedes 1:38.580 +1.060s 23
6 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:38.590 +1.070s 21
7 ピエール・ガスリー Alpine 1:38.715 +1.195s 22
8 リアム・ローソン Racing Bulls 1:39.106 +1.586s 22
9 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:39.197 +1.677s 27
10 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:39.211 +1.691s 23
11 オスカー・ピアストリ McLaren 1:39.276 +1.756s 23
12 ランド・ノリス McLaren 1:39.293 +1.773s 21
13 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:39.548 +2.028s 25
14 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:39.683 +2.163s 22
15 エステバン・オコン Haas 1:40.158 +2.638s 23
16 オリバー・ベアマン Haas 1:40.311 +2.791s 23
17 アレクサンダー・アルボン Williams 1:40.321 +2.801s 22
18 ランス・ストロール Aston Martin 1:40.413 +2.893s 19
19 フランコ・コラピント Alpine 1:40.531 +3.011s 22
20 カルロス・サインツ Williams 1:40.605 +3.085s 25
21 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:40.800 +3.280s 23
22 セルジオ・ペレス Cadillac 1:40.820 +3.300s 24
目次

FP1ハイライト

フェルスタッペンが9年ぶりのセパンで首位、ハジャーも3番手

中東情勢を受けてバーレーンGPの代替開催地となったセパンは、F1が走るのは2017年以来9年ぶり。初回セッションは、マックス・フェルスタッペンが1分37秒520で首位に立った。2番手のジョージ・ラッセルに0.383秒、3番手のアイザック・ハジャーには0.783秒の差をつけている。2017年の最後のマレーシアGPを制したのもフェルスタッペンで、現役22人のうちセパンで決勝を走った経験があるのは、フェルスタッペンを含む10人だけである。

大型アップグレードのメルセデスは2番手、マクラーレンはトップ10圏外

メルセデスはこの週末に大型アップグレードを投入した。フロントとリアのウイングを除く全ボディ面に手が入り、シミュレーション上は1周あたり0.3秒前後の改善が見込まれているという。タイトルパートナーであるマレーシアのペトロナスにちなんだ特別カラーリングのW17で、ラッセルが2番手、選手権首位のキミ・アントネッリは5番手だった。マクラーレンは2台で異なる仕様のリアウイングを比較し、オスカー・ピアストリが11番手、ランド・ノリスが12番手にとどまっている。ノリスはターン14のトラックリミット違反で3周分のタイムを抹消された。

FP2ハイライト

ルクレールが首位、上位4チームの8台が0.532秒差

降水確率90%の予報を受けて多くのチームがセッション前半のうちにソフトでのアタックを済ませるなか、シャルル・ルクレールが1分37秒528で首位に立った。雨は最後まで降らず、このタイムが破られることはなかった。2番手のハジャーはマシンの揺れを無線で訴えながらも0.099秒差に迫り、FP1で11番手と12番手だったマクラーレンはノリスが3番手、ピアストリが6番手まで浮上している。メルセデスはソフトでのアタックがかみ合わず、ラッセルは最終セクターで中断し、アントネッリはターン14のトラックリミット違反でタイムを抹消された。2台ともミディアムで出したタイムで7番手と8番手。それでも首位から0.532秒以内に、フェラーリとレッドブル、マクラーレンとメルセデスの計8台がひしめいている。

フェルスタッペンはソフト未使用で4番手、ロングラン平均はルクレールと0.226秒差

フェルスタッペンはFP2で一度もソフトを履かず、4番手のタイムはセッション開始直後に新品のミディアムで出した1分37秒785。その後は同じミディアムのまま13周のロングランを走り、終盤はガレージで過ごしている。7周以上続いたランを対象に、アウトラップとインラップおよびラン中央値から1.5秒を超えて遅い周を除いて平均を取ると、最速はルクレールのソフト8周で1分44秒582。フェルスタッペンは6周使ったミディアムで1分44秒808と、その差は0.226秒にとどまった。

ノリスは4周使ったソフトで10周を走り、全周を1分44秒2から1分45秒5の範囲に収めて平均1分44秒989。ソフトで14周を重ねたラッセルは1分45秒208だった。各チームの燃料搭載量は公表されないため、これらの数字はあくまで目安である。ピレリは路面の摩耗性が特に高いとしながらも最も硬いC1を外し、1ストップと2ストップのタイム差を縮める狙いでC2からC4を持ち込んだ。ピアストリは木曜の段階で路面を「紙やすりのよう」と表現し、タイヤの性能低下を警戒していた。

ハミルトンがボルトレートへの妨害で審議対象、ボルトレートは終盤にストップ

セッション中盤、ターン9の手前でクールダウン走行中のルイス・ハミルトンがレコードライン上を低速で走っていたため、後方から来たガブリエル・ボルトレートは回避を強いられた。ハミルトンはその後、右のミラーが見えないと無線で伝えており、セッション後にスチュワードの審議に呼ばれている。前戦アゼルバイジャンGPでもFP2でリアム・ローソンを妨害したとして戒告処分を受けたばかりだ。ボルトレートは残り3分を切ったところでターン8の出口にマシンを止め、VSC(バーチャル・セーフティカー)が導入された。原因はマシントラブルとみられる。

ハジャー、リンドブラッド、コラピントの3人はグリッド降格が決定

FP2で2番手につけたハジャーは今季7基目のICE(内燃エンジン)を投入した。年間上限の4基を超えるのは初めてではないため、今回は予選順位から5グリッド降格となる。アービッド・リンドブラッドはICE、ターボチャージャー、エキゾーストの3要素で上限を超え、最後尾からのスタートが決まった。フランコ・コラピントは前戦でチームメイトのピエール・ガスリーとノリスを巻き込んだ接触による5グリッド降格に、5基目のICE投入による10グリッド降格が加わり、合計15グリッドを失う。FP2最下位のコラピントはミディアムとソフトの連続周回に終始し、ソフトでの単発アタックを一度も行っていない。

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