マドリードGP 予選・FP3レポート ノリスが0.011秒差でマドリング初代ポール、角田はQ2敗退

予選
FP3

予選結果

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 ランド・ノリス McLaren 1:33.469 1:32.873 1:31.824
2 キミ・アントネッリ Mercedes 1:33.267 1:32.591 1:31.835
3 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:33.381 1:32.431 1:31.964
4 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:33.531 1:32.710 1:32.013
5 シャルル・ルクレール Ferrari 1:33.532 1:32.755 1:32.019
6 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:33.211 1:32.850 1:32.149
7 オスカー・ピアストリ McLaren 1:33.829 1:33.204 1:32.294
8 リアム・ローソン Red Bull 1:33.310 1:32.780 1:32.316
9 フランコ・コラピント Alpine 1:33.963 1:33.038 1:32.903
10 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:34.340 1:33.204 1:33.041
11 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:34.417 1:33.223
12 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:33.986 1:33.388
13 エステバン・オコン Haas 1:34.667 1:33.667
14 ピエール・ガスリー Alpine 1:34.246 1:33.753
15 角田裕毅 Racing Bulls 1:34.311 1:34.084
16 アレクサンダー・アルボン Williams 1:35.307 1:35.532
17 カルロス・サインツ Williams 1:35.312
18 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:35.388
19 セルジオ・ペレス Cadillac 1:35.913
20 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:38.011
21 オリバー・ベアマン Haas 未出走
22 ランス・ストロール Aston Martin タイムなし

FP3 結果

順位 ドライバー チーム タイム 周回
1 キミ・アントネッリ Mercedes 1:32.797 13
2 シャルル・ルクレール Ferrari 1:32.963 +0.166s 13
3 オスカー・ピアストリ McLaren 1:32.986 +0.189s 12
4 ランド・ノリス McLaren 1:33.033 +0.236s 13
5 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:33.172 +0.375s 9
6 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:33.499 +0.702s 11
7 リアム・ローソン Red Bull 1:33.902 +1.105s 14
8 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:33.933 +1.136s 14
9 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:34.284 +1.487s 5
10 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:34.288 +1.491s 15
11 フランコ・コラピント Alpine 1:34.346 +1.549s 14
12 エステバン・オコン Haas 1:34.430 +1.633s 12
13 オリバー・ベアマン Haas 1:34.481 +1.684s 12
14 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:34.505 +1.708s 7
15 角田裕毅 Racing Bulls 1:34.565 +1.768s 12
16 ピエール・ガスリー Alpine 1:34.971 +2.174s 13
17 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:35.020 +2.223s 17
18 カルロス・サインツ Williams 1:35.464 +2.667s 15
19 ランス・ストロール Aston Martin 1:35.570 +2.773s 12
20 セルジオ・ペレス Cadillac 1:36.441 +3.644s 13
21 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:36.670 +3.873s 13
22 アレクサンダー・アルボン Williams タイムなし 2

セクター別の速度差は誰がどこで稼いだのか。F1予選セクター優勢マップ(TrackDominance)で予選アタックのテレメトリーをドライバー同士重ねて比較できる。

目次

予選ハイライト

ノリスが0.011秒差でマドリング初代ポール

Q3最終アタックでランド・ノリスが1分31秒824をマークし、キミ・アントネッリを0.011秒差で退けてポールポジションを獲得した。マドリングでの初の予選を制したことになる。ノリスにとってはキャリア19回目、今季3回目のポールで、直近4戦では3度目。第1アタック終了時点ではルイス・ハミルトンが暫定トップに立っていたが、最終ランで順位が入れ替わり4番手まで後退した。上位5台はノリスからシャルル・ルクレールまで0.195秒差に収まり、4チームがトップ4を分け合う構図となった。

レッドブルが予選で浮上、ローソンは加入3戦目で8番手

プラクティスを通じて4番手集団と見られていたレッドブルが、予選では序盤から存在感を示した。マックス・フェルスタッペンはQ2で1分32秒431を記録してセッション最速。リアム・ローソンもQ1を3番手、Q2を5番手で通過し、Q3では8番手(+0.492秒)で終えた。ローソンはアイザック・ハジャーの負傷欠場に伴うレッドブル起用3戦目で、チームは予選を通して上位争いの一角に食い込んだ。

角田が15番手でQ2敗退、リンドブラッドはQ3進出

角田裕毅は15番手でQ2敗退。Q1では1分34秒311を記録し、チームメイトのアービッド・リンドブラッドを0.029秒上回っていたが、Q2ではリンドブラッドが1分33秒204までタイムを削ったのに対し、角田は1分34秒084にとどまり、差は0.880秒に開いた。リンドブラッドは金曜FP2のクラッシュから立て直して10番手でQ3進出を決めており、レーシングブルズの2台は明暗が分かれた。角田はアイザック・ハジャーの負傷欠場でローソンがレッドブルに昇格したことにより空いたシートに座っており、前戦モンツァでは10位で今季初ポイントを獲得している。

アウディが0.019秒差でQ3を逃す、スペイン勢はそろってQ1敗退

週末を通して好調だったアウディは、ニコ・ヒュルケンベルグがQ3進出を0.019秒差で取り逃がして11番手、ガブリエル・ボルトレートが12番手。エステバン・オコンが13番手、ピエール・ガスリーが14番手で続いた。Q2最下位の16番手はアレクサンダー・アルボン。FP3ではウォールにヒットして以降コースに戻れず、タイムを残せていなかった。

カルロス・サインツとフェルナンド・アロンソはともにQ1で姿を消した。サインツはアルボンに0.005秒及ばず17番手、アロンソが18番手。サインツについては、バルテリ・ボッタスへの妨害の疑いで審議対象とされている(予選終了時点)。19・20番手はキャデラックの2台。オリバー・ベアマンとランス・ストロールは予選でタイムを残せず、21・22番手となっている。ストロールはアストンマーティンの水圧系のトラブルが疑われており、新品PUコンポーネント投入によるグリッド降格も伝えられている(予選終了時点)。

FP3ハイライト

アントネッリがFP3最速、マクラーレンが金曜から一歩前進

FP3はキミ・アントネッリが1分32秒797でトップ。2番手シャルル・ルクレールとの差は0.166秒だった。3番手にオスカー・ピアストリ、4番手にランド・ノリスとマクラーレンの2台が続き、金曜の劣勢から差を詰めた。ノリスは金曜FP2をギアボックストラブルでほぼ走れていない。5番手マックス・フェルスタッペンまでが0.375秒以内。

ハミルトンとベアマンのクラッシュでFP3は2度中断

セッション開始から20分台で、ルイス・ハミルトンが最終コーナーでフロントタイヤをロックさせてバリアに接触し、赤旗となった。ハミルトンはチームの指示に反して自走でピットに戻ろうとしたものの途中で断念。TecProバリアの修復に時間を要したため、レースコントロールは残り15分38秒でセッションクロックを止める異例の判断を下した。再開後、残り1分を切ったところで今度はオリバー・ベアマンがターン10からターン11にかけてリアを失いバリアにクラッシュ。セッションはそのまま再開されず、ベアマンのマシンは予選までに修復が間に合わなかった。

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