【海外の反応】サインツへの5秒裁定に反発 2018年オコンの10秒ストップ&ゴーと比較する声も

2026年F1第11戦ハンガリーGP、決勝38周目。首位争いの中でピアストリが周回遅れのサインツを抜こうとしたターン2からターン3にかけて、両者が接触した。ピアストリはマシンを立て直したものの、ここで少なくないタイムを失った。

その後の2回目のピットストップの局面で、ノリスがオーバーカットを成立させて首位に立った。ピアストリが周回遅れの処理で失ったタイムと、クリアエアでペースを上げたノリスの両方が要因だったと分析されている。ピアストリはその後、2番手を走行中にギアボックストラブルでリタイアした。ノリスは今季初優勝、ピアストリは無得点。あまりに落差の大きい一日になった。

裁定は5秒加算。スチュワードはサインツに全面的な責任があると認定したうえで、「接触直前のマシンの位置関係により、ピアストリがサインツから見えていなかった」ことを軽減事由として、接触を起こした場合の標準である10秒から5秒へ。

背景にはブルーフラッグの自動システムの不具合がある。70周のレースの9周目あたりで誤作動が判明して自動配信は停止され、以降はマーシャルによる手動運用に切り替わった。ステアリングの青ランプは点灯せず、コース脇のパネルにも対象の車番が表示されない状態。ベアマンも同じ状況下でブルーフラッグ無視の5秒加算を受け、最下位の19位に終わっている。実際には誰も周回遅れになっていない段階で誤ったブルーフラッグの信号が出ていたとも報じられている。

サインツはレース後、「今回はかなりまともな言い訳がある」と主張し、表彰台を争う側のピアストリこそもう少し慎重に走れたのではないかとまで言及。対するピアストリは「サーキットで見た中でも最高に間抜けな部類」「受け入れがたい」と切り捨てた

5秒という裁定の軽さ

オリーはブルーフラッグ無視で5秒ペナルティを食らってたよな。こっちはブルーフラッグ無視に加えて接触まで起こしてる。最低でも10秒だろ。

弁解の余地なし。ただ進路を塞いだだけなら5秒でいいと思うけど、こいつは実際にぶつけてスピンさせかけてる。

ブルーフラッグ無視で最低5秒、接触を起こしたことで10秒。合わせてそれくらいが妥当だった。

2018年のオコンとフェルスタッペンの接触とかなり似ている。周回遅れの車が、そのまま行けば勝っていたかもしれないドライバーに突っ込んだ件だ。あのときオコンには10秒が科された。今回のほうが悪質に見えるのに、どうやったら5秒になるんだ。ピアストリもやり返しに行くべきだったのでは。ちょっとした小競り合いくらい。

オコンに出たのは10秒のストップ&ゴーだぞ。30秒以上のロスに相当するし、3周以内に消化しないといけない。黒旗を除けば最も重い部類のペナルティだ。ピアストリの優勝を潰しかねない行為に5秒しか出さないのは職務怠慢としか言えない。

2018年ブラジルGPで、周回遅れの解消を試みたオコンが首位を走るフェルスタッペンと接触し、10秒のストップ&ゴーペナルティを受けた一件。今回の裁定と比較する前例として、海外のコメント欄で最も持ち出されている。

正直もっと重くていい。5秒や10秒の加算なんて後方勢には痛くも痒くもない。ブルーフラッグの目的が「前方の争いに影響を与えないこと」だというなら、こういう接触は1レース出場停止くらいでいい。

説教くさくて悪いが、ポイント圏がもっと広ければ、下位のドライバーだってこの手の細かいペナルティを気にするようになるはずだ。

同意。ポイントは最低でも15位まで、なんなら20位まで出していい。コース上のバトルすべてが、コンストラクターズを左右する何かを賭けたものであるべきだ。そもそも完走できること自体が当たり前じゃない。

「痛くも痒くもない」なんてよく言えるな。アロンソを抜いて19位になることが、サインツにとってどれだけ重要だったと思ってるんだ(皮肉)。

執行猶予付きの出場停止でいいと思う。

マックスが意図的にぶつけたとされる件ですら出場停止にしなかったんだ。今回でやるわけがない。

マクラーレンはここで徹底的に食い下がって、ペナルティポイントまで持っていくべきだ。5秒は冗談としか思えないし、相手がウィリアムズだからどうという話ではない。

見えなかったという説明と、青旗システム側の事情

スチュワードの理屈は「あのコーナーではピアストリが見えづらかったから、10秒は重すぎると判断した」だそうだ。

あのド派手なオレンジは、確かに背景に溶け込みやすいからな。

なぜステラは自分のドライバーを守る側に立たず、ブルーフラッグのシステムが機能していなかったと主張しているんだ。

システムは実際に機能していなかった。ここでは青いパネルが大量に光っているのが見えるだけだが、本来の挙動はそうじゃない。通常なら、システムがブルーフラッグを出すべき対象を自動で判別し、パネルに該当ドライバーの車番を表示したうえで、そのドライバーのダッシュにも信号を送る。ところが今日はそれが動かず手動運用になった結果、対象が特定されない半ばランダムな表示になった。首位を走っている側にすらブルーフラッグが出る場面があった。ベアマンのコメントを見てほしい。「インフィールドを走っているとミラーを確認する余裕なんてない。今日は走った全周でブルーフラッグの表示が出ていた。システムが正常に動いていなかったから、それが自分に出ているのか、後ろの車なのか、前の車なのか、判断がつかなかった」「もちろん悪意はない。こっちは1周遅れだし、悪いことをしようとしているわけじゃない。ただ、自分のせいで誰かのレースを台無しにしたのなら申し訳なく思う」。彼はこうも説明している。「レース序盤、6周目の時点でブルーフラッグが出て、おかしいと思った。6周で周回遅れになるほど遅くはないだろう、と」「だから6周目から70周目まで、ほぼ毎周ブルーフラッグが出ていた。どれが本物でどれが誤作動なのか、自分に出ているのか出ていないのか、判断が本当に難しかった。普段は車番が出るのに、今回はただ青いだけだったから。悪意はないし、チームの助けに頼るしかなかった」

まあ、ブルーフラッグのシステムは実際にまともに動いていなかったからな。ただサインツは無線で警告を受けていたし、他の周回遅れ勢のように謝ることもできたはずだ。ミスは起きる。今回はサインツの態度が事態を必要以上に悪くしている。

ステラは今回の接触について、サインツらしくない出来事だとしたうえで、ブルーフラッグの不具合が影響したとの見方を示したと報じられている。ピットストップ戦略への批判に対しては、ハミルトンをカバーする必要があったと説明した。

ペナルティポイントの話はどこへ行った

これでペナルティポイントが一切付かないのが信じられない。ベアマンなんてルーキーイヤーに細かい件で貯めていったのに。

少なくともペナルティポイント1点は付くだろうと思うんだが、どうしてそうならないのか分からない。この手の無謀な運転としては記録級だろ。

2023年から2025年あたりは、ペナルティポイントを大盤振る舞いしていたのにな。

火に油を注いだレース後のサインツ

レース後のインタビューを聞くと、さらにひどくなるぞ。

何て言ったんだ。

「特に言うことはない。ただのレーシングインシデントだ」だってさ。

ああ、それはまずいな。レーシングインシデントじゃないだろ、そもそもピアストリと勝負していたわけじゃない。周回遅れにされる側だったんだから。

アロンソとの激しいバトルに気を取られてピアストリに気づかなかった、と言っていた。ちなみにその二人が争っていたのは最下位争いだ。

接触時点でサインツとアロンソが争っていたのは14位付近で、最下位争いではない。サインツ本人は「アロンソをアンダーカットしようとしていて、オスカーがそこにいるとは思わなかった。角度的に死角に入っていて、自分の側から避けるのは不可能だった」と説明している。

サインツが妨害されたときは、いつだって相手が悪い。自分がやったときは無罪。アロンソと戦っていたし、ハンドルの青ランプは無効になっていたし、じゃあどうしろと? マーシャルに注意を払えとでも? だってアロンソと戦っていたんだぞ! ノーポイント圏の順位を賭けて! あのはっきりパパイヤ色のマシンが自分を周回遅れにしに来ているなんて分かるわけがない! みんな、もう少し物分かりよくしてくれ。親の七光りが責任逃れしてるだけだろ。

5秒ペナルティであること自体が依然として最悪の部分だ。あれは絶対に起きてはいけない無謀な行為で、目が機能している人間なら簡単に避けられた。レース後に謝っているかどうかなんて誰が気にする。適切に罰するべきだった。

しかもサインツは「ピアストリは死角にいた」と言った。ブルーフラッグは8回出ていて、エンジニアからもピアストリが後ろにいると伝えられていた。ミラーも旗も無線も、どれにも注意を払わずトンネルビジョンに入っていた証拠は十分にある。この件でサインツへの敬意は少し落ちた。自分のミスを認めすらしなかった。

こいつは「ピアストリがそこにいると知るのは不可能だった」とチーム無線で言ってのけた。合図が7回出ていただけなんだから、そりゃ大変だったな。

これを擁護しようとする人間がいることが理解できない。

本人以外は誰も擁護していない。

この人、まだフェラーリにいるつもりなんだろ。

「スペイン語で言ってみたら?」

あれは今でもシャルルのベスト無線のひとつだわ。

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出典:r/formula1、The Race

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