【2026 R10】ベルギーGP 予選・FP3レポート アントネッリが今季6度目のポール、ノリスは降格で13番手スタートへ

予選
FP3

予選結果

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 キミ・アントネッリ Mercedes 1:46.304 1:45.142 1:44.361
2 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:45.930 1:45.589 1:44.678
3 ランド・ノリス McLaren 1:45.865 1:45.454 1:44.801
4 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:46.185 1:45.689 1:44.869
5 シャルル・ルクレール Ferrari 1:46.278 1:45.397 1:44.893
6 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:46.124 1:45.543 1:44.895
7 オスカー・ピアストリ McLaren 1:46.433 1:45.671 1:45.016
8 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:46.191 1:45.629 1:45.143
9 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:46.609 1:46.082 1:45.628
10 アイザック・ハジャー Red Bull 1:46.062 1:45.823
11 リアム・ローソン Racing Bulls 1:46.501 1:46.120
12 ピエール・ガスリー Alpine 1:46.679 1:46.331
13 フランコ・コラピント Alpine 1:46.795 1:46.392
14 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:46.893 1:46.671
15 カルロス・サインツ Williams 1:47.080 1:46.777
16 オリバー・ベアマン Haas 1:47.113 1:46.779
17 アレクサンダー・アルボン Williams 1:47.120
18 エステバン・オコン Haas 1:47.801
19 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:47.823
20 セルジオ・ペレス Cadillac 1:47.971
21 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:50.002
22 ランス・ストロール Aston Martin 1:50.177

FP3 結果

順位 ドライバー チーム タイム 周回
1 キミ・アントネッリ Mercedes 1:45.990 13
2 ランド・ノリス McLaren 1:46.129 +0.139s 21
3 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:46.138 +0.148s 14
4 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:46.357 +0.367s 12
5 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:46.382 +0.392s 17
6 シャルル・ルクレール Ferrari 1:46.750 +0.760s 17
7 オスカー・ピアストリ McLaren 1:46.785 +0.795s 20
8 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:46.924 +0.934s 20
9 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:47.049 +1.059s 18
10 アイザック・ハジャー Red Bull 1:47.096 +1.106s 19
11 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:47.176 +1.186s 23
12 リアム・ローソン Racing Bulls 1:47.690 +1.700s 23
13 フランコ・コラピント Alpine 1:47.904 +1.914s 20
14 オリバー・ベアマン Haas 1:47.920 +1.930s 23
15 ピエール・ガスリー Alpine 1:47.949 +1.959s 21
16 アレクサンダー・アルボン Williams 1:47.990 +2.000s 19
17 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:48.644 +2.654s 22
18 カルロス・サインツ Williams 1:48.692 +2.702s 20
19 エステバン・オコン Haas 1:48.730 +2.740s 22
20 セルジオ・ペレス Cadillac 1:48.990 +3.000s 21
21 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:50.155 +4.165s 17
22 ランス・ストロール Aston Martin 1:50.631 +4.641s 15

セクター別の速度差は誰がどこで稼いだのか。F1予選セクター優勢マップ(TrackDominance)で予選アタックのテレメトリーをドライバー同士重ねて比較できる。

目次

予選ハイライト

アントネッリが今季6回目のポール、フェルスタッペンに0.317秒差

Q3最終ラップで1:44.361を刻んだアントネッリが、2番手フェルスタッペンに0.317秒差をつけてポールポジションを獲得した。今季6回目のポールで、ドライバーズ選手権を首位で走るドライバーの地力を改めて見せつけた形だ。FP2・FP3もともに最速で締めており、金曜からの流れをそのまま予選に持ち込んだ。フェルスタッペンはチームメイトのハジャーからトウ(スリップストリーム)を受けて2番手に食い込んだが、最終ラップではそのハジャーへ接近しすぎるニアミスもあった。

ノリスは暫定ポールから最終アタックでミス、3番手

ノリスはQ3の1回目のアタックでトップに立ち、暫定ポールを確保していた。しかし最終アタックでターン13の左コーナーでフロントタイヤを砂利に落とすミスを犯し、ラップを中断。アントネッリを上回るタイムには届かず、3番手で予選を終えた。ただしノリスにはパワーユニット関連のグリッド降格が科されており、実際の決勝スタート位置は後方となる(詳細は後述)。

Q2はローソンが0.04秒差で脱落、ヒュルケンベルグは油圧トラブル

Q2は10番手通過のボーダーが僅差で、今週末アップグレードを持ち込めなかったレーシングブルズのローソンが0.04秒差でQ3進出を逃した。アウディのヒュルケンベルグはQ2終盤に油圧漏れが発生してマシンがコース上に止まり、Q3開始が若干遅れる一因となった。ガスリー、コラピント、サインツ、ベアマンもQ2で姿を消し、アストンマーティンのアロンソ・ストロールは2台そろってQ1で敗退している。

FP3ハイライト

FP3もアントネッリが最速、ハミルトンは終盤にクラッシュ

予選前最後の走行となったFP3も、アントネッリが1:45.990で最速。2番手ノリス(+0.139秒)、3番手フェルスタッペン(+0.148秒)を抑え、予選の前哨戦を制した。一方でフェラーリのハミルトンはセッション終盤にクラッシュ。5番手のタイムは残したものの、予選を前に修復作業を強いられる展開となった。

アストンマーティンは週末を通して最下位、Bスペックはハンガリー投入

アストンマーティンはFP3でもアロンソ21番手・ストロール22番手と、トップから4秒以上離された最下位に沈んだ。同チームは2026年シーズンを通して苦戦が続いており、スパは年間で最も厳しいサーキットになると事前から見込まれていた。トラックサイドの技術責任者マイク・クラックも金曜の走行後、想定の範囲内であり相当に離されているとの認識を示している。待望のBスペック(大型アップデート)は次戦ハンガリーGPでの投入が予定されている。

4台のグリッド降格で決勝スタート順が大きく変わる

今回はノリス、ハジャー、アロンソ、ストロールの4名にパワーユニット関連のグリッド降格が科された。ノリスはバッテリー(エネルギーストア)の使用超過で10グリッド降格となり、3番手から13番手スタートへ。ハジャーはICE・ターボ・排気系の交換で30グリッド降格となり最後列スタートが確定していたため、Q3では自らのアタックを捨ててフェルスタッペンのトウ役に回った。アロンソも複数のパワーユニット部品交換で最後列スタート、ストロールはMGU-K交換で10グリッド降格となる。この結果、決勝はアントネッリ・フェルスタッペンのフロントロウに、繰り上げで3番手ラッセル、以下ルクレール、ハミルトン、ピアストリが続くグリッドとなった。13番手に降格したノリスの追い上げも見どころだ。

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