F1第3戦・日本GPの予選結果を受けて、興味深い投稿が上がった。「予選ラップをパワーユニット(PU)メーカー別に分析する」というものだ。
投稿者はバイオリンプロットを用いて、各PUメーカーのカスタマーチーム全体のパフォーマンス分布を可視化した。縦軸がラップタイム(下が速い)、横軸にPUメーカー5社が並ぶ。縦幅が長いとばらつきが大きく、横幅が広いほど、そのタイム帯にラップが密集していることを意味する。単にどのエンジンが速いかだけでなく、同じPUを使うチーム間でどれだけ性能差があるかが一目でわかる分析だ。
投稿者の分析によると、メルセデスPU勢は4チーム合計44周の予選ラップを記録。ベストの1:28.778はフェラーリのベスト1:29.303に対して約0.5秒のリード。さらに注目すべきはグラフの形状で、メルセデスのバイオリンは底が重くなっており、大多数のラップが速い側(1:29〜1:30秒台)に集中している。4つの異なるシャシー&空力パッケージが、同じPUから似たようなパフォーマンスを引き出せているということだ。
対照的にフェラーリは縦に長く、幅も広い。3チーム26周で、ワークスとカスタマー(ハース、キャデラック)の間にはっきりとした性能差がある。グラフ内でキャデラックとハースのドットがフェラーリ本隊から明確に離れて上方(遅い側)に位置しているのが視覚的にもわかりやすい。
レッドブル・フォードは今回のチャートで最もコンパクトな形状。2チーム19周で、ピークから谷までわずか約1.5秒。新規PUプログラムの初年度としては注目に値する収束ぶりだが、2チームしかいないためデータが限られている点は差し引く必要がある。
新規参入のアウディは1チーム12周で、ベストは1:29.990。グラフの形は1:30秒台を中心にタイトにまとまっており、メルセデスのベストから約1.2秒差。事前の予想よりもかなり近い位置につけている。
そして最も目を引くのがホンダだ。アストンマーティンの2台のみで計6周、ベストは1:32.646。バイオリンの本体が他のPUメーカーから約3秒も離れた位置にぽつんと浮かんでおり、次に遅いPUとの差だけでも2秒以上ある。ホンダにとってのホームレースである鈴鹿で、アロンソ21番手、ストロール22番手という最後尾となった。
ホンダの衝撃的なポジション
ホンダのベストラップが、フェラーリPU勢の最も遅いラップと同じくらいの速さしかないって、正気じゃない。
しかもそのフェラーリの最遅ラップはキャデラック。みんなが最下位争いを予想していたチームだからね。
アストンマーティンはセナの1990年のタイムより遅かったって見たんだが。かなりヤバくない?
アイルトン・セナは1990年に鈴鹿で予選タイム1:36.996を記録しているが、当時とはコースレイアウトやタイヤ、マシン特性が全く異なるため、単純比較できない。しかしながら、それでも2026年マシンが36年前のタイムに匹敵するという事実がアストンマーティンの苦しさを物語っている
アウディの健闘ぶり
アウディ、新規参入チームにしてはかなり良くない?
毎週のようにここまで戦えてるのが驚き。自前の完全新規エンジンでこの結果だよ。
「新規」って言っても少し注釈が必要かな。チーム自体(スタッフ、設備、組織構造、ノウハウ)は旧ザウバーをそのまま引き継いでいて、経営陣と名前が変わっただけ。ただしエンジンは完全に新規だよ。レッドブルもRBPTで似た状況と言えるけど、あちらはもっと期待値が高い。
もし自分がサインツ父(カルロス・サインツ・シニア)だったら、「だから言っただろ」って言うのを我慢するの相当キツいだろうな。アウディは本当にロケットスタートを決めたし、シャシー性能もフィールド上位半分に入ってるんじゃないか。
アストンマーティンの厳しい現実
アストンマーティンがどれだけペースから離れてるか、このグラフ見ると改めてクレイジーだな。本当によく表してる。
正直、今シーズンはアストンマーティンにとって完全な捨てシーズンになると思う。みんなが期待してるレベルまで競争力を上げるアップデートを出せるとは思えない。
プロットから1:30秒にメルセデス勢が密集していて強いPUだということがわかるな
アストンは辛抱強くやるしかない。チームもファンも(ただしアロンソ先生の時間は短い)

