日本GPでのオリバー・ベアマンの50Gクラッシュを受け、マックス・フェルスタッペンがまたも2026年レギュレーションに噛みついた。しかも今回は、レース中の出来事がその批判の正当性を証明してしまった形だ。
フェルスタッペンはベアマンのクラッシュについて、バッテリーのデプロイメント差で生じるスピード差を「マッシュルームモード」と表現。「片方のクルマがバッテリーゼロで動力を失っている状態で、もう片方がマッシュルームモードを使うと、50〜60km/hの差が出る。本当に大きい」とMotorsport.comのライブテキストで語っている。
「マッシュルームモード」は、開幕戦オーストラリアGPでのシャルル・ルクレールのチーム無線がきっかけで生まれた呼び名だ。ジョージ・ラッセルとバトル中、突如オーバーテイクモードが使えるようになったルクレールが「マリオカートのキノコみたいだ」と叫んだのが始まり。続く中国GPでは、フェルスタッペン自身が記者会見で「シミュレーターの代わりにNintendo Switchでマリオカートを練習してる。キノコは上手く見つけられるけど、青甲羅はまだ難しい」と皮肉たっぷりに語り、「マッシュルームモード」は2026年F1を象徴する流行語として定着した。
そして日本GP決勝。22周目にベアマンがコラピントの後方でまさにこの「マッシュルームモード」状態に陥り、約50km/hのスピード差で回避行動を強いられてバリアに激突した。表彰台のクールダウンルームでは、リプレイを見ていたオスカー・ピアストリがルクレールに向かって「やっとキノコの意味がわかったよ。かなり正確だね」とボソッと一言。F1ファンの間で「マリオカート」が冗談から現実の安全問題に変わった瞬間だった。
「マッシュルームモード」という名前の破壊力
ドライバーたちが「マッシュルームモード」と呼び続けていることに、FIAが激怒してるのが目に浮かぶ。
話題とは別に、ドライバーたちが「マッシュルームモード」と呼んでるのが最高。このメカニズムのバカバカしさが際立つし、レギュレーションの恥がもうちょっと上乗せされる。
FIAもFOMも、任天堂の弁護士が怖いんだよ。
申し訳ないけど、「マッシュルームモード」って文字が目に入った瞬間に笑いすぎて、最後まで読めなかった。なんてシーズンだ。
ちょうど今日パドックにスーパーマリオの映画プロモが来てたのがタイムリーすぎる。
日本GP週末には、任天堂の映画プロモーションとして鈴鹿のパドックにマリオカートのディスプレイが設置されていた。ドライバーたちが2026年F1を「マリオカート」と呼んでいる中でのコラボレーションは、意図せぬ皮肉として海外ファンの間で大きな話題になった。
見えない危険 スピード差の恐怖
一番怖いのは、前のクルマがどれだけハーベスティングしてるか正確にわからないこと。フル回収なのか中程度なのか? スピード差は天と地ほど変わる。これがラディヨンみたいなブラインドコーナーで起きたらと想像してみろ。このレギュレーションは異次元だ。
ジェッダが中止になってよかったな。超高速でブラインドコーナーだらけだし。
モナコであのクロージングスピードだったら、かなりカオスだろうな。
「あのクラッシュはレギュレーションが原因」
あのクラッシュが、このルールを変えなきゃいけない理由を証明した。フランコは完全に「カモ」状態だった。
そう、しかもあれだけじゃなくて、今回のレースでたまたまクラッシュに至ったのがあの場面だっただけ。バトルの見た目はよくても、DRSよりさらに人工的なんだよ。予選は楽しくないし、レースはスピード差のせいで危険になってる。レギュレーションを変えないと。
フランコはミラーを見てオリーが迫ってくるのを確認して、インを塞ごうと左に動き始めた。過去のレギュレーション(DRSありでも)ならこれで問題なかった。追い抜く側のオーバースピードはそこまで大きくないから、ラインを塞ぐ時間があったし、オリーは外に回って抜こうとしたはず。でもフランコがバッテリーを使い切ってる一方でオリーがマッシュルームモード状態だったせいで、50〜60km/hの差があり、どちらのドライバーにも反応する時間がなかった。フランコが左に動き始めた時にはオリーの車体が並んでいて、もう逃げ場もなければ外に切り替える時間もなかった。フランコはオリーに気づいた瞬間に動きを止めたけど、その時にはもうオリーは芝生の上で、ただの乗客だった。どちらのドライバーもクロージングスピードが正確にどれくらいになるかわからなかった。完全にレギュレーションが原因のクラッシュだ。
マリオカートですらやらないこと
マリオカートでだって、わざわざスピード落としてチャージする奴はいないぞ。キノコは拾うだけだ。
スタート前のトリプルマッシュルーム狙いの手加減は別として。
マックスもようやくゲームのルールを理解してきたな。批判に安全性のラベルを貼って、ベアマンのクラッシュやコラピント/ローソンのニアミスみたいな(超リアルな)事例を引用すればいい。
FIAは「マッシュルームモード」と呼んでることに対して罰金を出し始めて、安全性については何もしないんだろうな。
ランオフエリアのある場所で本当によかった
さすがにレギュレーションの見直しはあるだろう

