2026年シーズン、フロントウイング密告合戦が止まらない。
メルセデスのフロントウイングの挙動がRedditで指摘されたのが発端だった。ブレーキング時にウイングの閉じるスピードが状況によって異なるのではないか。ファンが投稿したスローモーション映像が瞬く間に拡散し、フェラーリがFIAに正式な確認を求める事態にまで発展。トト・ウォルフは「密告行為にはうんざりだ」と苛立ちを隠さなかった。
そして今度はフェラーリ自身のフロントウイングがターゲットになった。ブレーキング時、フロントウイングのサイドチップ(先端部分)が下方向に傾く動きが映像で確認されたのだ。2026年レギュレーションで導入されたアクティブエアロでは、フロントウイングは「ストレートモード(低ダウンフォース)」と「コーナーモード(高ダウンフォース)」を切り替える仕組みになっている。この切り替え時に生じるウイングのたわみが「意図的なフレックスなのか、それとも物理的に避けられない自然なたわみなのか」これが今、パドック中で議論の的になっている。
フレキシブルウイング問題はF1では長い歴史を持つ。2024年にはマクラーレンとメルセデスのフロントウイングがレッドブルとフェラーリから疑問を呈され、2025年スペインGPでは荷重テストの基準が15mmから10mmに厳格化された。そして2026年、アクティブエアロの導入で可動部品が増えたことにより、「どこまでが合法なたわみで、どこからが違法なフレックスなのか」の境界線がこれまで以上に曖昧になっている。
Redditの密告合戦が止まらない
Redditのフロントウイング密告戦争、絶好調だな。
マクラーレンはこの問題が落ち着くまで車を走らせないという賢い戦略をとっているようだ。
そこにレッドブルがマカレナダンスするフロントウイングを持って乱入してくるんだろ……
マクラーレンは非ユークリッド幾何学フロントウイングでも開発してるんじゃないか。ストレートモードにした瞬間、現実の法則に逆らって虚空に消えるやつ。
マーク・ウェバーが空中で360度回転するようなフロントウイングをお望みか?
2010年のヨーロッパGP(バレンシア)で、マーク・ウェバーのレッドブルが他車に乗り上げて宙を舞い、空中で回転した事故は今でも語り草になっている。
これは「フレキシブルウイング」なのか?
これは作動式(アクチュエーター)じゃないだろ。ウイングが起き上がって荷重がかかった時の、翼全体のたわみにすぎない。
ウイングが「直立」に戻った時の重量差によるたわみにしか見えないんだが(笑)
まさにそれ。「荷重がかかった状態」と「ストレートモードで荷重がかかっていない状態」の差でしかない。
おそらく可動部分が気流に当たった時のトルク(回転力)で、最前部のエレメントが後方&下方にねじられているだけだ。映像を見ればわかるが、速度が落ちてダウンフォースが減ると、フットプレートが元の位置に戻っている。
100%その通り。ただ、意図的にそうなるよう設計している可能性はある。もし不利なたわみなら、その部分を補強して防ぐことができる。逆に有利なたわみなら、特定の方向にたわむようデザインすることも可能だ。
そもそも「たわまないウイング」は存在しない
これは「フレキシブルウイング」ですらない。荷重ゼロからほぼフル荷重に移行する翼面の話だ。飛行機の離着陸時の翼を見てみろ。こういう用途で100%の剛性は物理的にありえない。フレキシブルウイングというのは、荷重の変化に応じて「可変的に」たわむ話だった。今回のはオン/オフの切り替えにすぎない。あと、ブレーキング時のサスペンションの荷重移動だけでも数ピクセル分の動きは出る。追記:メルセデスのフロントプレーンもブレーキング時/アクティベーション時に同じように沈み込んでるのが見える。
スターウォーズ・ネタも健在
「始まったのだ、フロントウイング戦争が」
「しかし総督、それは合法なのですか?」ダース・トト「合法にしてみせよう」
カーボンファイバーの魔術
きっと技術的には合法なんだろう。テクノロジー時代から失われたカーボンファイバーの織り方の秘術によって、テスト環境では象の体重をかけても0.00001mmしかたわまないウイングを作ったのさ。でもレースコンディションで、ちょうどいい角度から特定の場所をくすぐりながら「ねじれの儀式」を全能なる機械の神に唱えると、あれだけたわむようになるんだ。
フレキシブルウイングは長年にわたる技術的な課題だからな。
ここ最近で一番笑えるネタだわ。
たわみ自体は問題なくて、これがたわみ量の閾値を超えているかどうかだよな
出典:r/formula1

