フェラーリが中国GPでSF-26のHaloピラーに小型フラップを追加した。Haloの中央支柱が生む乱流を整流し、ドライバーのヘルメットから気流を逸らしてエアボックス(上方吸気口)方向へ導くことで、空力効率の改善を狙うパーツだ。
技術分析メディアによれば、このフラップはダウンフォース生成ではなく、ヘルメット手前の気流品質を改善してドラッグを低減することが主目的。フェラーリはメルセデスに対してパワーユニット出力で劣ると見られており、空力効率の改善でストレートスピードの差を埋めたい事情がある。同時に投入される通称「Macarena(マカレナ)」リアウイングも同様にドラッグ低減を狙ったパーツで、SF-26の効率改善パッケージの一環だ。
効果はどこまで本物か
画像のように劇的な効果があるかは疑問だが、これまで未開拓だったエリアで小さなゲインを稼ぐ巧みな設計であることは間違いない。
かなり単純化された表現だとは思う。こういう判断をするなら常にCFDデータを見るべきだ。この通りに機能する可能性はあるが、まだ分かっていない別の理由もあるかもしれない。
「なぜ8年もかかったのか」
Halo導入から8年、誰もこれをやらなかったのが驚きだ。
メルセデスが前年までに使っていたジグザグ型のプレクシガラスみたいなやつをチェックしてみるといい。
以前のレギュレーションでは単純にできなかったんだと思う。ただ、今回の規則には自由に配置できるレギュレーションボックスがある。メルセデスはそれを使ってリアウイングに追加エレメントを付けた。このボックスはサポートブラケット用とされているが、形状や位置についてあまり詳細に定義されていない。フェラーリも同じ手法を使っているのか、それとも俺が適当なことを言っているのか……
(追記:誰かに指摘されたが、2つのボックス(リアウイングとリアウイングブラケット)は単一ボリュームとして結合しなければならないため、おそらくこの方法ではないようだ)
空力効率?ドライバーの快適性?
これは空力効率のためなのか、ドライバーの快適性のためなのか? 両方の説を聞いたんだが。
「Yes(両方)」。ミーム回答だけど、こういう場合にはふさわしいと思う。
「フェラーリだけが革新的」は本当か
フェラーリが唯一の革新的なチームなんてことは絶対にない。フェラーリの2つのイノベーションがたまたま非常に目立つものだっただけで、だから話題になっている。

