アメリカGP 予選・FP3レポート アントネッリが0.179秒差でフェルスタッペンを下す、FP3はハミルトン最速

予選
FP3

予選結果

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 キミ・アントネッリ Mercedes 1:35.390 1:34.278 1:34.035
2 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:35.215 1:34.471 1:34.214
3 アイザック・ハジャー Red Bull 1:35.286 1:34.887 1:34.250
4 シャルル・ルクレール Ferrari 1:35.200 1:34.198 1:34.267
5 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:35.355 1:34.833 1:34.311
6 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:35.730 1:34.305 1:34.476
7 オスカー・ピアストリ McLaren 1:35.842 1:34.818 1:34.803
8 ランド・ノリス McLaren 1:35.029 1:34.539 1:35.049
9 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:35.755 1:34.950 1:36.049
10 リアム・ローソン Racing Bulls 1:35.662 1:35.058 —
11 ピエール・ガスリー Alpine 1:35.969 1:35.080 —
12 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:35.704 1:35.158 —
13 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:35.632 1:35.691 —
14 フランコ・コラピント Alpine 1:35.898 1:35.722 —
15 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:36.240 1:35.818 —
16 オリバー・ベアマン Haas 1:36.175 1:36.031 —
17 エステバン・オコン Haas 1:36.531 — —
18 ランス・ストロール Aston Martin 1:36.677 — —
19 カルロス・サインツ Williams 1:36.770 — —
20 アレクサンダー・アルボン Williams 1:36.967 — —
21 セルジオ・ペレス Cadillac 1:37.433 — —
22 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:37.523 — —

FP3 結果

順位 ドライバー チーム タイム 差 周回
1 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:34.893 21
2 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:35.061 +0.168s 16
3 シャルル・ルクレール Ferrari 1:35.127 +0.234s 20
4 キミ・アントネッリ Mercedes 1:35.196 +0.303s 16
5 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:35.381 +0.488s 18
6 オスカー・ピアストリ McLaren 1:35.531 +0.638s 16
7 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:35.591 +0.698s 19
8 ランド・ノリス McLaren 1:35.706 +0.813s 17
9 ピエール・ガスリー Alpine 1:35.904 +1.011s 24
10 アイザック・ハジャー Red Bull 1:35.930 +1.037s 20
11 リアム・ローソン Racing Bulls 1:35.931 +1.038s 17
12 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:36.081 +1.188s 18
13 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:36.176 +1.283s 23
14 オリバー・ベアマン Haas 1:36.235 +1.342s 17
15 フランコ・コラピント Alpine 1:36.251 +1.358s 22
16 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:36.455 +1.562s 19
17 エステバン・オコン Haas 1:36.742 +1.849s 18
18 ランス・ストロール Aston Martin 1:37.131 +2.238s 12
19 アレクサンダー・アルボン Williams 1:37.668 +2.775s 22
20 カルロス・サインツ Williams 1:37.711 +2.818s 21
21 セルジオ・ペレス Cadillac 1:37.884 +2.991s 25
22 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:38.765 +3.872s 22

セクター別の速度差は誰がどこで稼いだのか。F1予選セクター優勢マップ(TrackDominance)で予選アタックのテレメトリーをドライバー同士重ねて比較できる。

目次

予選ハイライト

アントネッリが今季7度目のポール、フェルスタッペンの3戦連続ポールを阻止

ポールはメルセデスのキミ・アントネッリ。Q3の1本目で記録した1:34.035がそのまま最速タイムとなり、今季7度目、夏休み明けでは初のポールを手にした。2番手のマックス・フェルスタッペンは0.179秒届かず、3戦連続ポールはならなかった。両者のQ3ベストラップをセクタータイムで比べると、セクター1はフェルスタッペンが0.056秒速く、アントネッリはセクター2で0.178秒、セクター3で0.057秒を取り返している。ランキング首位のアントネッリはチームメイトのジョージ・ラッセルに102点差をつけて今週末を迎えた。決勝で優勝し、ラッセルが9位以下に終わるなどの条件が揃えばオースティンでタイトルが決まる。

レッドブルが2・3番手、Q2最速のルクレールは4番手

レッドブルはフェルスタッペンが2番手、アイザック・ハジャーが3番手に並び、両者の差は0.036秒。フェラーリはシャルル・ルクレールが4番手、ルイス・ハミルトンが5番手で続いた。ルクレールはQ2で同セッション最速の1:34.198を記録したが、Q3は1:34.267にとどまりフロントロウを逃した。ハミルトンはQ3の2本目で1:34.311までタイムを削り、5番手に入っている。トップ5は0.276秒の中に収まった。

ノリスはQ3最終アタック削除で8番手、ラッセルは6番手

マクラーレンはオスカー・ピアストリが7番手、ランド・ノリスが8番手だった。ノリスはQ1をトップで通過したものの、Q3最後のアタックで記録した1:34.379がターン19の走路外走行で削除され、6番手相当のタイムを失った。メルセデスのラッセルはQ2を3番手で通過したが、Q3は1:34.476で6番手にとどまり、ポールのアントネッリから0.441秒離された。Q3ではフェルスタッペンとハジャーも2本目のタイムがターン19で削除されたが、いずれも1本目より遅かったため順位に影響はなかった。

ガスリーは0.022秒差でQ2敗退、決勝グリッドは3人のペナルティで変動

Q1ではエステバン・オコン、ランス・ストロール、カルロス・サインツ、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタスが敗退。Q2ではピエール・ガスリーが10番手のリアム・ローソンに0.022秒届かず11番手で脱落した。ニコ・ヒュルケンベルグ、ガブリエル・ボルトレート、フランコ・コラピント、フェルナンド・アロンソ、オリバー・ベアマンもここで姿を消した。ベアマンはQ2のベストタイムをターン11の走路外走行で削除されている。決勝グリッドは、今季6基目のICEを投入したアービッド・リンドブラッドが5グリッド降格で9番手から14番手へ、4基目の制御電子機器(CE)を投入したコラピントが10グリッド降格で21番手へ下がる。ボルトレートはPUを一新し、エナジーストア(ES)とCEが規定の3基を超えて今季4基目となったため、最後尾からスタートする。レーシングブルズはリンドブラッドのペナルティを見据えてローソンにQ3を走らせなかった。

FP3ハイライト

ハミルトンがFP3トップ、フェラーリがフリー走行3セッションを制す

FP3はハミルトンがソフトタイヤで1:34.893をマークしてトップとなり、フェラーリが今週末のフリー走行3セッションをすべて制した。フェルスタッペンが0.168秒差の2番手、ミディアムで1:35.127を記録したルクレールが3番手に入った。ルクレールはセッション後半に1:34.810でトップタイムを塗り替えたが、ターン10の走路外走行で削除された。フェルスタッペンはシフトダウン時の挙動に不満を訴えていた。メルセデスはアントネッリが4番手でラッセルが5番手、マクラーレンはピアストリが6番手でノリスが8番手。

走路外によるタイム削除が続出、ハジャーには警告

金曜日は走路外によるタイム削除が多発した。金曜と土曜の走行の合間にターン12・15・20の立ち上がりで白線が広げられたが、FP3でも削除は相次いだ。アントネッリはターン9で1:35.015を、ノリスはターン10で1:35.244を失っている。セッション終了間際には、ターン1でアルボンのほうへ進路を寄せたハジャーが不規則な走行の疑いで審議対象となった。スチュワードはこれを報復的な行為と判断し、罰金やグリッドペナルティを伴わない警告を科した。

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