【2026 R9】イギリスGP 予選・スプリントレポート アントネッリがポールとスプリント初勝利で週末支配

予選
スプリント

予選結果

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 キミ・アントネッリ Mercedes 1:29.719 1:28.493 1:28.111
2 シャルル・ルクレール Ferrari 1:29.534 1:28.626 1:28.286
3 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:29.644 1:28.864 1:28.458
4 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:29.985 1:28.920 1:28.481
5 アイザック・ハジャー Red Bull 1:29.276 1:29.069 1:28.746
6 ランド・ノリス McLaren 1:30.186 1:29.383 1:28.877
7 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:29.549 1:29.113 1:28.893
8 オスカー・ピアストリ McLaren 1:29.971 1:29.218 1:29.032
9 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:29.661 1:29.324 1:29.305
10 リアム・ローソン Racing Bulls 1:29.300 1:29.429 1:29.716
11 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:30.269 1:29.461
12 ピエール・ガスリー Alpine 1:30.345 1:30.063
13 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:29.539 1:30.076
14 オリバー・ベアマン Haas 1:30.570 1:30.501
15 カルロス・サインツ Williams 1:30.562 1:30.623
16 アレクサンダー・アルボン Williams 1:30.638 1:31.341
17 エステバン・オコン Haas 1:30.680
18 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:31.227
19 フランコ・コラピント Alpine 1:31.321
20 セルジオ・ペレス Cadillac 1:31.451
21 ランス・ストロール Aston Martin 1:32.863
22 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:33.025

スプリント結果

順位 ドライバー チーム 周回 タイム / リタイア PTS
1 キミ・アントネッリ Mercedes 17 26:12.129 8
2 ルイス・ハミルトン Ferrari 17 +2.745s 7
3 ランド・ノリス McLaren 17 +9.783s 6
4 ジョージ・ラッセル Mercedes 17 +10.639s 5
5 シャルル・ルクレール Ferrari 17 +12.620s 4
6 マックス・フェルスタッペン Red Bull 17 +16.550s 3
7 オスカー・ピアストリ McLaren 17 +17.551s 2
8 リアム・ローソン Racing Bulls 17 +30.233s 1
9 アイザック・ハジャー Red Bull 17 +30.953s 0
10 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 17 +35.110s 0
11 ピエール・ガスリー Alpine 17 +40.273s 0
12 フランコ・コラピント Alpine 17 +41.026s 0
13 ガブリエル・ボルトレート Audi 17 +42.499s 0
14 オリバー・ベアマン Haas 17 +45.784s 0
15 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 17 +46.680s 0
16 エステバン・オコン Haas 17 +49.810s 0
17 カルロス・サインツ Williams 17 +50.379s 0
18 アレクサンダー・アルボン Williams 17 +50.757s 0
19 バルテリ・ボッタス Cadillac 17 +75.117s 0
20 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 17 +91.872s 0
21 ランス・ストロール Aston Martin 16 +1周 0
22 セルジオ・ペレス Cadillac 16 +1周 0

セクター別の速度差は誰がどこで稼いだのか。F1予選セクター優勢マップ(TrackDominance)で予選アタックのテレメトリーをドライバー同士重ねて比較できる。

目次

予選ハイライト

アントネッリが今季5度目のポールポジション

ポールポジションはキミ・アントネッリ(メルセデス)。Q3最初のアタックでマークした1分28秒111は残る9台が最後まで届かず、今季5度目のポールを危なげなく手にした。ドライバーズ選手権をリードするアントネッリは、シルバーストンでも好調を維持している。

フェラーリ2台がトップ3入り、メルセデスと上位を分け合う

2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が0.175秒差で続きフロントロウを確保、3番手にルイス・ハミルトン(フェラーリ)が入り、フェラーリが2〜3番手を占めた。4番手はアントネッリの僚友ジョージ・ラッセルで、トップ4をメルセデスとフェラーリの2チームが分け合う結果となった。ラッセルはポールから0.370秒差にとどまり、アントネッリとの差が母国戦の課題として残った。

フェルスタッペンが再び僚友ハジャーの後塵、マクラーレンも精彩欠く

5番手に食い込んだのはアイザック・ハジャー(レッドブル)で、マックス・フェルスタッペン(7番手)をまたもクオリファイで上回った。両者の間に割って入ったのが6番手のランド・ノリス(マクラーレン)。ディフェンディングチャンピオンのノリス、8番手のオスカー・ピアストリ、そしてフェルスタッペンはいずれもポールから0.7〜0.9秒遅れ、トップ2チームに対して苦戦を強いられた。トップ10はレーシングブルズの2台、アービッド・リンドブラッド9番手・リアム・ローソン10番手が締めくくった。

両アストンマーティンがQ1敗退

Q2ではガブリエル・ボルトレートニコ・ヒュルケンベルグのアウディ2台、カルロス・サインツアレクサンダー・アルボンのウィリアムズ2台、加えてピエール・ガスリーオリバー・ベアマンが姿を消した。Q1ではアストンマーティンの2台が沈み、フェルナンド・アロンソが最後尾22番手、ランス・ストロールが21番手と、苦しい週末が続いている。

スプリントハイライト

アントネッリがスプリント初優勝

17周のスプリントを制したのはキミ・アントネッリ。自身初のスプリント優勝となった。金曜のスプリント予選でポールを奪ったハミルトンがスタートで前を守り序盤をリードしたが、アントネッリは背後で圧力をかけ続け、8周目にハンガーストレートでブースト(オーバーテイクモード)を用いてハミルトンを攻略。以降は差を広げ、最終的に2.745秒差でトップチェッカーを受けた。

中団の乱戦を制したノリスが3位

3位はランド・ノリス(マクラーレン)。先頭2台が抜け出す一方、3番手争いはフェルスタッペン、ノリス、ラッセル、ピアストリ、ルクレールによる激しい混戦となった。ジョージ・ラッセルは1周目終盤に両マクラーレンをアウトから立て続けにかわす好走で4位。スタートで出遅れたマックス・フェルスタッペンはラッセル、ルクレールに相次いで先行を許し6位に後退した。5位シャルル・ルクレール、7位オスカー・ピアストリと続き、8位のリアム・ローソンが最後のポイントを獲得した。

ペレスに10秒ペナルティ、アルボンはピットレーンスタート

スチュワードはセルジオ・ペレス(キャデラック)に対し、アロンソとの接触を招いたとして10秒のタイムペナルティを科した。またアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は、パルクフェルメ状態でのサスペンションのセットアップ変更の承認を得ていなかったため、スプリントをピットレーンからスタートしている。突風の強いコンディションだったが、リタイアは1台も出なかった。

アントネッリが選手権リードを43点に拡大

スプリントの8点を加え、アントネッリのドライバーズ選手権リードは2番手ラッセルに対して43点に広がった。3番手ハミルトンはラッセルとの差を4点に詰めており、メルセデス勢とハミルトンの上位争いが続く。決勝はアントネッリがポールから、フェラーリ2台を従えてスタートする。

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