【2026 R4】マイアミGP 予選・スプリントレポート アントネリが3戦連続ポール、スプリントはノリスがマクラーレン今季初優勝

予選
スプリント

予選結果

順位 ドライバー チーム Q1 Q2 Q3
1 キミ・アントネッリ Mercedes 1:28.653 1:28.289 1:27.798
2 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:29.099 1:28.116 1:27.964
3 シャルル・ルクレール Ferrari 1:28.938 1:28.315 1:28.143
4 ランド・ノリス McLaren 1:29.183 1:28.920 1:28.183
5 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:29.492 1:28.477 1:28.197
6 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:29.483 1:28.477 1:28.319
7 オスカー・ピアストリ McLaren 1:29.920 1:28.332 1:28.500
8 フランコ・コラピント Alpine 1:29.584 1:28.975 1:28.762
9 アイザック・ハジャー Red Bull 1:29.324 1:28.941 1:28.789
10 ピエール・ガスリー Alpine 1:29.914 1:29.070 1:28.810
11 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:29.645 1:29.439
12 リアム・ローソン Racing Bulls 1:29.595 1:29.499
13 オリバー・ベアマン Haas 1:29.340 1:29.567
14 カルロス・サインツ Williams 1:29.540 1:29.568
15 エステバン・オコン Haas 1:29.838 1:29.772
16 アレクサンダー・アルボン Williams 1:29.720 1:29.946
17 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:30.133
18 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:31.098
19 ランス・ストロール Aston Martin 1:31.164
20 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:31.629
21 セルジオ・ペレス Cadillac 1:31.967
22 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:33.737

スプリント結果

順位 ドライバー チーム 周回 タイム / リタイア PTS
1 ランド・ノリス McLaren 19 8
2 オスカー・ピアストリ McLaren 19 +3.766s 7
3 シャルル・ルクレール Ferrari 19 +6.251s 6
4 ジョージ・ラッセル Mercedes 19 +12.951s 5
5 マックス・フェルスタッペン Red Bull 19 +13.639s 4
6 キミ・アントネッリ Mercedes 19 +13.777s 3
7 ルイス・ハミルトン Ferrari 19 +21.665s 2
8 ピエール・ガスリー Alpine 19 +30.525s 1
9 アイザック・ハジャー Red Bull 19 +35.346s 0
10 フランコ・コラピント Alpine 19 +36.970s 0
11 エステバン・オコン Haas 19 +56.972s 0
12 オリバー・ベアマン Haas 19 +57.365s 0
13 カルロス・サインツ Williams 19 +58.504s 0
14 リアム・ローソン Racing Bulls 19 +59.358s 0
15 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 19 +1:16.067 0
16 セルジオ・ペレス Cadillac 19 +1:16.691 0
17 ランス・ストロール Aston Martin 19 +1:17.626 0
18 アレクサンダー・アルボン Williams 19 +1:28.173 0
19 バルテリ・ボッタス Cadillac 19 +1:29.597 0
DSQ ガブリエル・ボルトレート Audi 19 テクニカル違反による失格 0
DNS ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 車両火災 0
DNS アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 出走不可 0

以下ページで、予選ラップで誰がどこで早かったのかを確認できます。
触ってみて気になる点があればコメントください。

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目次

予選ハイライト

アントネッリが3戦連続ポール、フェルスタッペンを0.166秒差で退ける

スプリントで思うような結果を残せなかったキミ・アントネッリが、午後のグランプリ予選で完璧な復活を見せた。Q3最初のアタックで叩き出した1分27秒798は週末を通じて最速ラップであり、ノリスがスプリント予選でマークしたタイムをも上回った。最終アタックではターン1でロックアップしてラップを放棄したが、最初のラップが揺るぎないものだった。これでアントネッリはGP予選3戦連続ポール、メルセデスとしては開幕から4戦連続のフロントロー独占となる。

レッドブルが2026年初のフロントロー、フェルスタッペンが急上昇

マックス・フェルスタッペンがアップグレードを投入したRB22で2番手につけ、レッドブルが2026年シーズン初のフロントローを獲得した。最終ラップで第1セクターをパープルでまとめる驚速の走りを見せたものの、トップとの差は0.166秒。中国・日本でミッドフィールドに沈んでいたチームが一気に表彰台争いまで戻ってきた格好。一方チームメイトのアイザック・ハジャーは9番手と、フェルスタッペンとは0.8秒以上の差を残した。

ノリスはQ2のブースト不調を乗り越え4番手、ピアストリは7番手に沈む

スプリントで完勝したマクラーレンだが、グランプリ予選ではトップ争いに加われなかった。ランド・ノリスはQ2でパワーユニットのブーストトラブルに見舞われ脱落寸前まで追い込まれたが、Q3で1分28秒183まで戻して4番手に滑り込んだ。チームメイトのオスカー・ピアストリはQ1で16番手と冷や汗もののギリギリ通過。Q2では1分28秒332で4番手と一発の速さを見せたものの、Q3では逆に1分28秒500と落ち込み7番手に終わった。アップグレードの効果はスプリントで実証済みだが、一発の速さではメルセデス、レッドブル、フェラーリに一歩譲った。

コラピント8番手・ガスリー10番手でダブルQ3進出

アルピーヌがマイアミで明確な前進を示した。フランコ・コラピントが8番手、ピエール・ガスリーが10番手でダブルQ3進出を果たし、スプリントでもガスリー8位、コラピント10位とポイント圏内を確保した。コラピントはアントネッリから0.964秒差。中団トップ争いを抜け出し、Q3常連へのステップアップを印象づける週末となっている。

ボルトレートはブレーキ火災でQ1退場、22番グリッドへ

スプリントで失格処分を受けたガブリエル・ボルトレートに、予選でも追い打ちが待っていた。アウディはQ1の最終盤までガレージから出ることができず、出走できた1ラップは1分33秒737でトップから5秒以上遅れ、その上ブレーキから出火する事態に。今季ここまで安定感を欠くアストンマーティンに代わり、アウディが今週末の「危機チーム」となった。

スプリントハイライト

ノリスが2026年初優勝、マクラーレンがメルセデス連勝記録を止める

ポールから完璧なスタートを切ったランド・ノリスは、19周のスプリントを終始コントロールし、ピアストリに3.766秒差をつけてフィニッシュ。2026年シーズンで初の非メルセデス勝利であり、ノリス自身にとってもタイトル防衛シーズン初の勝利となった。「アップグレードを持ち込んだチームに本当に感謝したい。これでようやくグリップを感じられるようになった」とノリスは語る。マクラーレンの1-2フィニッシュは、休止期間中のMCL40開発が確実に効いていることを示した。

アントネッリが出遅れからの5秒ペナで6位降格、選手権リードは7点に縮小

2番手からスタートしたアントネッリは再びローンチに失敗し、ターン1までにピアストリ、ルクレール、ラッセルに先行を許した。レース中盤にはチームメイトのラッセルと4位を巡って激しいバトルを展開。タイヤを温存できないまま守勢に回り、最終的にトラックリミット違反を繰り返したことで5秒ペナルティを科され、4位フィニッシュから6位に降格した。これによりラッセルとの選手権ポイント差は7点まで縮まっている。トト・ウォルフ代表はスタート不調について「完全にキミのせいではない」とコメント。

フェルスタッペンとハミルトンのバトル、勝ったのは王者

レッドブルとフェラーリが6位を巡って激突した。フェルスタッペンとハミルトンが車輪を絡める接近戦を展開し、フェルスタッペンが一度コース外で抜き去ってポジションを返す場面もあった。最終的にはフェルスタッペンが押し切って5位、ハミルトンは7位。フェルスタッペンは「ようやくバトルしたい相手とバトルできた」と前向きにコメントしたが、終了後には「時間の無駄」とも漏らしており、本音は複雑な様子。

ボルトレートがチェッカー後に失格、エンジン吸気空気圧違反

11位でチェッカーを受けたガブリエル・ボルトレートだったが、レース後にエンジン吸気空気圧の規定違反が発覚し失格処分を下された。アウディはヒュルケンベルグもスプリント直前に車両火災で出走できず、両ドライバーがノーフィニッシュという最悪のスプリントになった。ボルトレートはその数時間後の予選でも完走できず、週末を通じて22番グリッドからの出発が確定している。

レッドブルが巻き返してきたことで、ワシェ周りの噂は落ち着きそうだな
マクラーレンはまだ完全復調とはいかないか

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