【2026 R5】カナダGP 金曜レポート ラッセルSQポール、アロンソSQ1終盤クラッシュで赤旗

スプリント予選
FP1

スプリント予選結果

順位 ドライバー チーム SQ1 SQ2 SQ3
1 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:14.772 1:13.026 1:12.965
2 キミ・アントネッリ Mercedes 1:14.010 1:13.551 1:13.033
3 ランド・ノリス McLaren 1:14.265 1:13.957 1:13.280
4 オスカー・ピアストリ McLaren 1:14.665 1:13.858 1:13.299
5 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:13.889 1:13.465 1:13.326
6 シャルル・ルクレール Ferrari 1:15.006 1:13.554 1:13.410
7 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:14.028 1:14.412 1:13.504
8 アイザック・ハジャー Red Bull 1:14.541 1:14.239 1:13.605
9 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:14.517 1:14.140 1:13.737
10 カルロス・サインツ Williams 1:15.500 1:14.547 1:14.536
11 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:15.673 1:14.595
12 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:15.801 1:14.627
13 フランコ・コラピント Alpine 1:15.484 1:14.702
14 エステバン・オコン Haas 1:15.760 1:14.928
15 オリバー・ベアマン Haas 1:15.872 1:15.197
16 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:15.760
17 セルジオ・ペレス Cadillac 1:16.002
18 ランス・ストロール Aston Martin 1:16.354
19 ピエール・ガスリー Alpine 1:16.642
20 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:16.866
21 アレクサンダー・アルボン Williams
22 リアム・ローソン Racing Bulls

FP1 結果

順位 ドライバー チーム タイム 周回
1 キミ・アントネッリ Mercedes 1:13.402 33
2 ジョージ・ラッセル Mercedes 1:13.544 +0.142s 35
3 ルイス・ハミルトン Ferrari 1:14.176 +0.774s 36
4 シャルル・ルクレール Ferrari 1:14.355 +0.953s 36
5 マックス・フェルスタッペン Red Bull 1:14.366 +0.964s 31
6 ランド・ノリス McLaren 1:14.799 +1.397s 32
7 オスカー・ピアストリ McLaren 1:14.963 +1.561s 32
8 アービッド・リンドブラッド Racing Bulls 1:15.452 +2.050s 33
9 ニコ・ヒュルケンベルグ Audi 1:15.698 +2.296s 28
10 フェルナンド・アロンソ Aston Martin 1:15.863 +2.461s 31
11 ガブリエル・ボルトレート Audi 1:16.214 +2.812s 33
12 アイザック・ハジャー Red Bull 1:16.253 +2.851s 29
13 エステバン・オコン Haas 1:16.497 +3.095s 32
14 アレクサンダー・アルボン Williams 1:16.642 +3.240s 15
15 カルロス・サインツ Williams 1:16.660 +3.258s 36
16 ピエール・ガスリー Alpine 1:16.809 +3.407s 29
17 ランス・ストロール Aston Martin 1:16.978 +3.576s 30
18 リアム・ローソン Racing Bulls 1:17.431 +4.029s 5
19 オリバー・ベアマン Haas 1:17.770 +4.368s 26
20 バルテリ・ボッタス Cadillac 1:17.868 +4.466s 28
21 セルジオ・ペレス Cadillac 1:17.926 +4.524s 28
22 フランコ・コラピント Alpine タイムなし 1

ラッセルがSQポール、メルセデスがアップグレード初投入でフロントロー独占

ジョージ・ラッセルが1:12.965でSQポールを獲得。チャンピオンシップリーダーのキミ・アントネッリにわずか0.068秒差をつけ、メルセデスはフロントロー独占で土曜スプリントに臨む。メルセデスは2026シーズン初となる大型アップグレードパッケージをモントリオールに投入。FP1からアントネッリ・ラッセル順で1-2を記録し、SQでもその速さをそのまま持ち込んだ。開幕から3戦連続勝利中のアントネッリに対し、ラッセルがチーム内主導権を取り戻した格好だ。

アロンソがSQ1終盤クラッシュで赤旗、アストンマーティン待望のSQ2進出が水泡に

SQ1残り1分46秒、当時SQ2圏内の14番手につけていたフェルナンド・アロンソがターン3でロックアップ、バリアに突っ込み赤旗が掲示された。アストンマーティンにとっては2026シーズンを通じて初めてのSQ2進出が現実味を帯びていた瞬間だっただけに、痛恨の幕切れとなった。マシンのダメージは深刻でアロンソはSQ2に出走できず、最終的に16番手で予選を終えた。もう一方のホンダPU搭載勢ランス・ストロールも18番手でSQ1敗退、アストンマーティン勢は両車揃って下位スタートが決まった。

アルボンとローソンが揃ってSQ1欠場、FP1の波乱が尾を引く

SQ1にはアレクサンダー・アルボンとリアム・ローソンの2名が出走できず、両者は最後尾の21・22番手スタートとなった。アルボンはFP1でコース上に飛び出したマーモットと衝突しウィリアムズに大きな損傷、チームが修復を急いだもののSQ開始までに間に合わず。ローソンはFP1開始10分で油圧系トラブルによりマシン停止、こちらも修復が間に合わずDNS。3度の赤旗で大荒れとなったFP1の影響がそのままSQに持ち込まれた形だ。

フェルスタッペンはSQ3で7番手止まり、レッドブルの苦戦続く

マックス・フェルスタッペンはFP1で「変な挙動」に苦しみ、トップから約0.9秒遅れの5番手で1日をスタート。SQでも改善は限定的で、SQ3では7番手と、メルセデス・マクラーレン・フェラーリの後塵を拝した。中国GP以降くすぶる車に対する不満がモントリオールでも顔をのぞかせており、マイアミGPでフロントロー獲得から流れを掴みかけていたレッドブルの上向きトレンドに水を差す金曜となった。チームメイトのアイザック・ハジャーは8番手で、レッドブル勢は4列目スタートにとどまった。

新人リンドブラッドがSQ3進出、サインツを上回りレーシング・ブルズに貢献

レーシング・ブルズのルーキー、アービッド・リンドブラッドがSQ3で9番手を獲得。FP1でも8番手と上位に絡んでおり、モントリオールとの相性は良さそうだ。10番手カルロス・サインツを上回ってのSQ3進出は新人としては十分な成果で、相方ローソンが出走できなかったレーシング・ブルズにとっては貴重な結果となった。サインツはSQ3進出組の中ではトップから1.571秒差で唯一1秒以上離されており、最後尾に近い10番手スタートながらモントリオールの長い直線で逆襲のチャンスを伺うことになる。

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