予選結果
| 順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ジョージ・ラッセル | Mercedes | 1:15.717 | 1:15.228 | 1:14.679 |
| 2 | ルイス・ハミルトン | Ferrari | 1:15.625 | 1:15.418 | 1:14.743 |
| 3 | キミ・アントネッリ | Mercedes | 1:15.977 | 1:15.295 | 1:14.998 |
| 4 | ランド・ノリス | McLaren | 1:16.287 | 1:15.361 | 1:15.001 |
| 5 | マックス・フェルスタッペン | Red Bull | 1:16.352 | 1:15.484 | 1:15.021 |
| 6 | アイザック・ハジャー | Red Bull | 1:16.427 | 1:15.754 | 1:15.077 |
| 7 | オスカー・ピアストリ | McLaren | 1:16.138 | 1:15.518 | 1:15.090 |
| 8 | リアム・ローソン | Racing Bulls | 1:16.673 | 1:15.585 | 1:16.542 |
| 9 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Audi | 1:16.066 | 1:15.768 | 1:16.657 |
| 10 | シャルル・ルクレール | Ferrari | 1:15.964 | 1:15.281 | — |
| 11 | アービッド・リンドブラッド | Racing Bulls | 1:16.425 | 1:15.840 | — |
| 12 | ガブリエル・ボルトレート | Audi | 1:16.616 | 1:16.001 | — |
| 13 | フランコ・コラピント | Alpine | 1:16.590 | 1:16.191 | — |
| 14 | ピエール・ガスリー | Alpine | 1:16.599 | 1:16.261 | — |
| 15 | オリバー・ベアマン | Haas | 1:16.571 | 1:16.389 | — |
| 16 | カルロス・サインツ | Williams | 1:16.881 | 1:17.827 | — |
| 17 | エステバン・オコン | Haas | 1:17.073 | — | — |
| 18 | アレクサンダー・アルボン | Williams | 1:17.424 | — | — |
| 19 | セルジオ・ペレス | Cadillac | 1:17.545 | — | — |
| 20 | バルテリ・ボッタス | Cadillac | 1:17.757 | — | — |
| 21 | ランス・ストロール | Aston Martin | 1:18.758 | — | — |
| 22 | フェルナンド・アロンソ | Aston Martin | 1:18.815 | — | — |
FP3結果
| 順位 | ドライバー | チーム | タイム | 差 | 周回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ジョージ・ラッセル | Mercedes | 1:15.679 | 11 | |
| 2 | オスカー・ピアストリ | McLaren | 1:15.893 | +0.214s | 12 |
| 3 | シャルル・ルクレール | Ferrari | 1:15.922 | +0.243s | 17 |
| 4 | ランド・ノリス | McLaren | 1:15.925 | +0.246s | 15 |
| 5 | ルイス・ハミルトン | Ferrari | 1:16.381 | +0.702s | 16 |
| 6 | マックス・フェルスタッペン | Red Bull | 1:16.434 | +0.755s | 12 |
| 7 | キミ・アントネッリ | Mercedes | 1:16.500 | +0.821s | 12 |
| 8 | アイザック・ハジャー | Red Bull | 1:16.684 | +1.005s | 15 |
| 9 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Audi | 1:16.961 | +1.282s | 22 |
| 10 | アービッド・リンドブラッド | Racing Bulls | 1:17.020 | +1.341s | 16 |
| 11 | ガブリエル・ボルトレート | Audi | 1:17.027 | +1.348s | 13 |
| 12 | リアム・ローソン | Racing Bulls | 1:17.324 | +1.645s | 15 |
| 13 | ピエール・ガスリー | Alpine | 1:17.583 | +1.904s | 15 |
| 14 | フランコ・コラピント | Alpine | 1:17.625 | +1.946s | 14 |
| 15 | カルロス・サインツ | Williams | 1:17.730 | +2.051s | 19 |
| 16 | エステバン・オコン | Haas | 1:18.040 | +2.361s | 15 |
| 17 | オリバー・ベアマン | Haas | 1:18.391 | +2.712s | 13 |
| 18 | アレクサンダー・アルボン | Williams | 1:18.412 | +2.733s | 15 |
| 19 | セルジオ・ペレス | Cadillac | 1:18.691 | +3.012s | 21 |
| 20 | フェルナンド・アロンソ | Aston Martin | 1:19.496 | +3.817s | 18 |
| 21 | バルテリ・ボッタス | Cadillac | 1:19.962 | +4.283s | 14 |
| 22 | ランス・ストロール | Aston Martin | 1:20.103 | +4.424s | 17 |
セクター別の速度差は誰がどこで稼いだのか。F1予選セクター優勢マップ(TrackDominance)で予選アタックのテレメトリーをドライバー同士重ねて比較できる。
予選ハイライト
ラッセルが今季3度目のポール、ハミルトンが土壇場でフロントロウ
モナコでの不完全燃焼から立て直したジョージ・ラッセルが、1:14.679で今季3度目のポールポジションを獲得した。予選を通して常に最速グループに位置し、最終アタックで隙のないラップをまとめ切った形だ。2番手にはフェラーリのルイス・ハミルトンが滑り込み、その差はわずか0.064秒。週末ベストのラップを最後のタイミングで引き出し、フロントロウに返り咲いた。
ルクレールがQ3序盤にクラッシュ、赤旗で10番手スタート
Q3最大のドラマはシャルル・ルクレールのクラッシュだった。ターン4出口でリアを失い、ターン4から5にかけてバリアにマシン前部を打ち付け、残り8分30秒で赤旗が提示された。この時点でタイムを記録していたのはオスカー・ピアストリ(暫定ポール 1:15.176)とマックス・フェルスタッペンの2台のみで、セッションはリセットされ、上位勢はタイヤ1本での一発勝負を強いられた。ルクレール自身はすぐにマシンを降りて歩いて避難したが、Q3タイム不記録で10番手スタートが確定。モナコに続く7日間で2度目のクラッシュとなり、SF-26の損傷次第ではパーツ交換によるグリッド降格の可能性も残る。
トップ7が0.4秒圏内、アントネッリは今季最低の予選順位
赤旗リスタート後の一発勝負は紙一重の争いになった。3番手キミ・アントネッリ(+0.319)、4番手ランド・ノリス(+0.322)、5番手フェルスタッペン(+0.342)、6番手アイザック・ハジャー(+0.398)、7番手ピアストリ(+0.411)と、トップ7がわずか0.4秒に凝縮された。中でも注目はアントネッリだ。ここまで5連勝でランキングをリードし、2番手ラッセルに68ポイント差をつける首位だが、本拠地で記録したP3は今季グランプリ予選における自己最低順位。タイトルを争うチームメイトをラッセルがポールで上回った構図で、決勝はメルセデス内の力関係も焦点になる。
アストンマーティンがダブルQ1敗退、両キャデラックも沈む
下位では波乱が相次いだ。アストンマーティンはランス・ストロール21番手、フェルナンド・アロンソ22番手とダブルQ1敗退に終わり、ストロールは「ダウンフォースが足りず、パワーも不足している」とマシンの根本的な競争力不足を訴えた。セルジオ・ペレス19番手、バルテリ・ボッタス20番手と両キャデラックもQ1で姿を消し、エステバン・オコンはデプロイメントの不調が響いて17番手でQ2進出を逃した。母国レースのカルロス・サインツはQ2最下位の16番手に沈み、Q3進出はならなかった。
FP3ハイライト
ラッセルがFP3も最速、トップ4は0.25秒圏内
土曜午前のFP3でもラッセルが1:15.679でトップに立ち、1分16秒の壁を最初に破った。2番手ピアストリ、3番手ルクレール、4番手ノリスと続き、トップ4は0.25秒以内に収まる大接戦。予選が僅差になることを予感させる展開だった。一方でハミルトンは5番手にとどまり、チームメイトのルクレールから0.45秒以上遅れており、フェラーリは2台間でセットアップの仕上がりに差が残っていた。
アントネッリがFP3で譴責、トラフィックに泣く
アントネッリのFP3は不完全燃焼だった。7番手(+0.821)に終わり、ソフトタイヤでの予選シミュレーションをクリーンにまとめられなかった。ターン1でストロールに進路を阻まれ、続くアタックでもハースにブロックされる不運。さらにストロールの前で苛立ちからブレーキを踏んだターン2の挙動が「不規則な運転」と判断され、スチュワードから今季初の戒告を受けた。本人は感情的になったことを認めて謝罪している。戒告が累積5回に達すると次戦10グリッド降格となるため、軽視はできない。なお、このセッションではボッタスがターン10でブレーキペダルを失いグラベルに突き刺さり、赤旗の原因となった。

