予選結果
| 順位 | ドライバー | チーム | Q1 | Q2 | Q3 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ジョージ・ラッセル | Mercedes | 1:07.398 | 1:06.979 | 1:06.113 |
| 2 | シャルル・ルクレール | Ferrari | 1:07.543 | 1:07.030 | 1:06.349 |
| 3 | ルイス・ハミルトン | Ferrari | 1:07.290 | 1:06.994 | 1:06.408 |
| 4 | キミ・アントネッリ | Mercedes | 1:07.083 | 1:06.763 | 1:06.414 |
| 5 | マックス・フェルスタッペン | Red Bull | 1:07.407 | 1:07.183 | 1:06.475 |
| 6 | ランド・ノリス | McLaren | 1:07.259 | 1:06.897 | 1:06.502 |
| 7 | オスカー・ピアストリ | McLaren | 1:07.487 | 1:06.890 | 1:06.511 |
| 8 | アイザック・ハジャー | Red Bull | 1:07.408 | 1:07.086 | 1:06.632 |
| 9 | リアム・ローソン | Racing Bulls | 1:07.385 | 1:07.136 | 1:06.955 |
| 10 | アービッド・リンドブラッド | Racing Bulls | 1:07.549 | 1:07.155 | 1:07.007 |
| 11 | ピエール・ガスリー | Alpine | 1:08.038 | 1:07.223 | — |
| 12 | ガブリエル・ボルトレート | Audi | 1:08.035 | 1:07.293 | — |
| 13 | オリバー・ベアマン | Haas | 1:08.061 | 1:07.523 | — |
| 14 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Audi | 1:08.066 | 1:07.611 | — |
| 15 | エステバン・オコン | Haas | 1:08.231 | 1:07.817 | — |
| 16 | フランコ・コラピント | Alpine | 1:07.894 | 1:08.171 | — |
| 17 | カルロス・サインツ | Williams | 1:08.252 | — | — |
| 18 | アレクサンダー・アルボン | Williams | 1:08.509 | — | — |
| 19 | セルジオ・ペレス | Cadillac | 1:08.945 | — | — |
| 20 | バルテリ・ボッタス | Cadillac | 1:09.030 | — | — |
| 21 | フェルナンド・アロンソ | Aston Martin | 1:09.942 | — | — |
| 22 | ランス・ストロール | Aston Martin | 1:10.363 | — | — |
FP3結果
| 順位 | ドライバー | チーム | タイム | 差 | 周回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ジョージ・ラッセル | Mercedes | 1:07.096 | 19 | |
| 2 | キミ・アントネッリ | Mercedes | 1:07.134 | +0.038s | 17 |
| 3 | ルイス・ハミルトン | Ferrari | 1:07.211 | +0.115s | 22 |
| 4 | オスカー・ピアストリ | McLaren | 1:07.344 | +0.248s | 17 |
| 5 | ランド・ノリス | McLaren | 1:07.360 | +0.264s | 20 |
| 6 | マックス・フェルスタッペン | Red Bull | 1:07.369 | +0.273s | 16 |
| 7 | シャルル・ルクレール | Ferrari | 1:07.452 | +0.356s | 24 |
| 8 | アイザック・ハジャー | Red Bull | 1:07.912 | +0.816s | 27 |
| 9 | リアム・ローソン | Racing Bulls | 1:08.031 | +0.935s | 21 |
| 10 | アービッド・リンドブラッド | Racing Bulls | 1:08.109 | +1.013s | 24 |
| 11 | ピエール・ガスリー | Alpine | 1:08.193 | +1.097s | 16 |
| 12 | ニコ・ヒュルケンベルグ | Audi | 1:08.303 | +1.207s | 22 |
| 13 | ガブリエル・ボルトレート | Audi | 1:08.311 | +1.215s | 22 |
| 14 | フランコ・コラピント | Alpine | 1:08.394 | +1.298s | 18 |
| 15 | オリバー・ベアマン | Haas | 1:08.529 | +1.433s | 19 |
| 16 | エステバン・オコン | Haas | 1:08.707 | +1.611s | 15 |
| 17 | カルロス・サインツ | Williams | 1:08.843 | +1.747s | 27 |
| 18 | アレクサンダー・アルボン | Williams | 1:08.992 | +1.896s | 25 |
| 19 | セルジオ・ペレス | Cadillac | 1:09.532 | +2.436s | 29 |
| 20 | バルテリ・ボッタス | Cadillac | 1:09.740 | +2.644s | 24 |
| 21 | フェルナンド・アロンソ | Aston Martin | 1:10.421 | +3.325s | 21 |
| 22 | ランス・ストロール | Aston Martin | 1:10.567 | +3.471s | 19 |
セクター別の速度差は誰がどこで稼いだのか。F1予選セクター優勢マップ(TrackDominance)で予選アタックのテレメトリーをドライバー同士重ねて比較できる。
予選ハイライト
ラッセルが終盤の劇的アタックでポール獲得
Q3の最終アタックが進行する中、マックス・フェルスタッペンがターン9でクラッシュし、コース上にダブルイエローが提示された。第1ラン後に暫定ポールを握っていたキミ・アントネッリはタイムを更新できなかったが、その先でアタック中だったジョージ・ラッセルは黄旗区間でリフトしたと主張しつつタイムをまとめ、1:06.113でポールポジションを奪取した。ラッセルは一時イエローフラッグ侵害の調査対象となったものの、おとがめなしでポールが確定した。
フェルスタッペンがQ3でクラッシュ、5番手スタート
フェルスタッペンはQ3最終アタックでターン9のコントロールを失い、バリアに激突してセッションを終えた。最後のタイム更新を棒に振り、グリッドは5番手に沈んだ。レッドブルリンクでは2021年から2024年にかけて4連続ポールを獲得してきた本拠地だが、今回は一転して波乱の土曜となった。Q2でもレッドブルがフェルスタッペンの最終ランをガレージで見送る賭けに出ており、ピエール・ガスリーやレーシングブルズ勢の猛追を受けて辛うじてQ3に滑り込んでいた。
フェラーリが2-3、メルセデスが最前列とP4を確保
2番手はシャルル・ルクレール(+0.236)、3番手はルイス・ハミルトン(+0.295)で、フェラーリが2台ともトップ3に入った。アントネッリは4番手(+0.301)に終わり、メルセデスはポールと4番手を分け合う形となった。一方、ドライバーズ選手権を争うマクラーレンはランド・ノリスが6番手(+0.389)、オスカー・ピアストリが7番手(+0.398)と3列目以降に沈んだ。トップ7が0.4秒以内にひしめく僅差の予選だった。
アストンマーティン・ウィリアムズ・キャデラックがQ1全滅
アストンマーティンはフェルナンド・アロンソが21番手、ランス・ストロールが22番手でダブルQ1敗退。欧州の熱波が、苦戦の続くホンダPUにさらに重くのしかかった格好だ。ウィリアムズもカルロス・サインツ17番手、アレクサンダー・アルボン18番手でそろってQ1敗退となり、サインツは最終コーナーでスライドしてコンマ数秒差でQ2を逃した。キャデラックはセルジオ・ペレス19番手、バルテリ・ボッタス20番手。Q2ではガスリーがフェルスタッペンをドロップゾーンへ押し込みかけたが、わずか0.04秒差の11番手でQ3進出を逃している。
FP3ハイライト
メルセデスがFP3で1-2、ラッセルが最速
ラッセルが1:07.096で最速タイムをマークし、アントネッリが+0.038、ハミルトンが+0.115で続いた。金曜はアントネッリがFP1・FP2を制していたが、土曜午前のFP3ではラッセルがトップを奪い返し、メルセデスがフリー走行3セッションを完全制覇した。
金曜ロングランはメルセデス優位、マクラーレンとフェラーリにタイヤ課題
FP2のロングランではアントネッリが最速で、タイヤ補正後にラッセルを1周あたり0.06秒上回った。メルセデスのタイヤ摩耗は1周あたり約0.1秒に収まり、レースペースでも一歩抜けている。マクラーレンはロングランで2番手グループながら1周あたり約0.2秒の差があり、ピアストリの摩耗はノリスよりさらに約0.3秒大きく、王者チームの弱点が浮き彫りになった。フェラーリは新パワーユニットを投入したものの金曜は精彩を欠いた。FIAはこの週末にヒートハザードを宣言しており、決勝の路面温度は53℃前後に達する見込みだ。フィールド全体のタイヤ摩耗は1周あたり0.164秒に上り、気温次第では2ストップどころか3ストップも現実味を帯びる。タイヤをいたわれるメルセデスがグリッド最前列を固め、摩耗に苦しむマクラーレンが後方に沈んだ。熱波の決勝でこの差がどう出るかが焦点になる。

