2026年シーズン開幕から3戦を消化したところで、レッドブルのチーム代表ローラン・メキースが「Beyond the Grid」ポッドキャストに出演し、リザーブ/シミュレータードライバーに転向した角田裕毅について「フルタイムでレースに戻るチャンスを与えられるべきだ」と語った。
2025年シーズンの角田は22戦を戦って獲得ポイントは30、ランキング17位。同じマシンに乗ったマックス・フェルスタッペンが2位だったことを考えると、結果は厳しいものだった。代わって2026年からシートを得たのはアイザック・ハジャーで、開幕戦メルボルンでのQ3進出(予選3位)、中国GPでの入賞、そしてホームの鈴鹿でフェルスタッペン超えの予選を見せるなど、いきなり結果を出している。
そんな状況でのメキース発言。「ユウキは素晴らしい仕事をしてくれている。リザーブとしてだけでなく、シミュレータードライバーとしてもね」「レーシングドライバーはレースをするためにいる。だから彼にはチャンスが早く訪れることを願っている」「過去に彼が大きなスピードを見せてきたのは事実だ」と、シートを失った教え子に対するエールを送った。
「だったら自分のチームに乗せれば?」
これ、トトがミック・シューマッハについて「彼はグリッドにいる価値がある」と言い続けてたのに、自分のマシンには乗せたくなかったときと全く同じやつだ。
↑ ルイスがフェラーリに移籍したとき本当に笑えた。「で、トト、シートが空いたよね? もちろんミックを入れるよね? え、運転免許もまだ持ってない17歳の方を入れるの?」みたいな流れ。
これ、現実問題ミック・シューマッハのF1復帰スケジュール的にはどういう意味になるんだ?
↑ メルセデスは彼のことを「素晴らしいドライバー」と思ってるらしいぜ
いや、ローランは単に優しいことを言ってるだけだろ。ユウキはチャンスをもらって、結果を出せなかった。それだけの話。
幸運を祈る。だってレッドブル陣営は4つのシートを持っていて、2026年シーズンのためにその一つも彼に与えなかったわけで。現実は、彼はそこまで上手くないってこと。キャデラックは経験豊富な実績ある2人を選んだし、他のチームもラインナップは安定してる。ユウキが一体誰を押しのけられるんだ?
「角田は十分にチャンスをもらった」という意見
結局のところ、人としては好きだけど、彼はチャンスをもらった上で十分なものを見せられなかった。レッドブルは自分たちのラインナップ選択でその答えを示してる。
そう、彼はチャンスをもらった。F1で5シーズンを過ごした。レッドブル本体に上がった時点でもうルーキーじゃなかったわけだ。
正直、現役ルーキーや去年のルーキー世代の方が、ユウキよりすでに上手いと思う。ずっと過大評価されてた印象がある。
↑ 彼が日本人だってことが大いに助けになった事実。Redditだと特に日本文化や日本人を子ども扱いする傾向があって、これを認めたがらない人が多いけど。
ユウキは「まあまあのドライバー」だ。悪くはないけど飛び抜けてもいない。中団チームには悪くない契約相手だが、同時に彼がF1レーシングシートに戻れなくても誰も眠れなくなるほどではない。同レベルか、それ以上のポテンシャルを持つドライバーが他にもたくさんいる。
「セカンドシート問題」と擁護派の反論
ハジャール本人が言ってたじゃないか。去年のRBに乗ってたら誰だって失敗してたって。リアムやユウキが今年チャンスをもらえてたら、マックスにずっと近い位置にいたはずだよ。
RBは育成チームだから、他のチームより回転率が高いのは前提。中堅ドライバーとしてはまずまずだったかもしれないが、ユウキはRBでの滞在期間を超えていた。
正直に言うと、引用された記事の内容を見る限り、ローランは「ユウキにF1のレースシートを与えるべき」と言ってるんじゃない。「どこかでレースシートを与えられるべき」と言ってるだけだ。
同情と諦めのはざまで
去年は本当にツノダを応援してた。みんな彼がVCarbで遭遇したとんでもない不運の数々を忘れてる。でも結局、彼は期待に応えられなかった。マシンが扱いづらかったのは事実だが、彼の唯一の仕事はその状況で立ち上がることだった。最終戦ではヒーローになって、ランドを少しでもブロックするチャンスすらあったのに、それさえクリーンにこなせなかった。残念だ。
むしろ今の状況、ツノダ以上に岩佐の方が見過ごされている気がするんだよな。
「マックス引退説」と次の道
もしマックスが本当に今シーズン末でF1を辞めると決めたときの、復帰ルートを準備してるんじゃないか? 代替案を準備するのは責められないだろ 😉
↑ 悪いけど、今シーズン末にマックスが引退したとしても、後任がユウキになることは絶対にない。彼らは別のトップドライバーを連れてくるよ。
シニカルな見方をすると、これは他チームにユウキの契約を買い取らせるための仕掛けにすぎないんじゃないか。
正直、彼は今年インディカーを試すべきだったと思う。去年すでに1回乗ってるし、楽しんでる様子だった。
メキースの発言はレッドブル、ブルズではシートを用意できないからこそだと思う。
最大のチャンスであったラスベガスはチームのミスで台無し(どうして)、イモラ以降はアップデートの差有り。
そしてフェルスタッペンハジャーはレギュレーションが変わった年。
その上で表のタイム差をどう受け取るかだが、ハジャーは初回でフェルスタッペンを上回っているのも事実。
何が言いたいかというと角田を今年も見たかったということだ…
※角田フェルスタッペンの予選タイム平均差は+0.547秒
| GP | VER | HAD | 差 |
|---|---|---|---|
| 🇦🇺 豪州GP | 1:19.475(6位) | 1:19.303(3位) | HAD -0.172秒 |
| 🇨🇳 中国GP | 1:32.608(6位) | 1:33.121(9位) | VER -0.513秒 |
| 🇯🇵 日本GP | 1:29.409(5位) | 1:29.978(8位) | VER -0.569秒 |
| R | GP | 比較 | VER | TSU | 差 | TSU結果 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 🇯🇵 日本 | Q2 | 1:27.502 | 1:28.000 | +0.498 | 15位 |
| 4 | 🇧🇭 バーレーン | Q3 | 1:30.423 | 1:31.303 | +0.880 | 10位 |
| 5 | 🇸🇦 サウジ | Q3 | 1:27.294 | 1:28.204 | +0.910 | 8位 |
| 6 | 🇺🇸 マイアミ | Q3 | 1:26.204 | 1:26.943 | +0.739 | 10位 |
| 7 | 🇮🇹 イモラ | — | — | タイムなし | — | クラッシュ |
| 8 | 🇲🇨 モナコ | Q2 | 1:10.875 | 1:11.415 | +0.540 | 12位 |
| 9 | 🇪🇸 スペイン | Q1 | 1:12.798 | 1:13.385 | +0.587 | 20位 |
| 10 | 🇨🇦 カナダ | Q2 | 1:11.638 | 1:12.102 | +0.464 | 11位 |
| 11 | 🇦🇹 オーストリア | Q1 | 1:05.106 | 1:05.369 | +0.263 | 18位 |
| 12 | 🇬🇧 イギリス | Q2 | 1:25.316 | 1:25.826 | +0.510 | 12位 |
| 13 | 🇧🇪 ベルギー | Q3 | 1:40.903 | 1:41.284 | +0.381 | 7位 |
| 14 | 🇭🇺 ハンガリー | Q1 | 1:15.736 | 1:15.899 | +0.163 | 16位 |
| 15 | 🇳🇱 オランダ | Q2 | 1:09.122 | 1:09.622 | +0.500 | 12位 |
| 16 | 🇮🇹 イタリア | Q3 | 1:18.792 | 1:19.519 | +0.727 | 10位 |
| 17 | 🇦🇿 アゼルバイジャン | Q3 | 1:41.117 | 1:42.143 | +1.026 | 6位 |
| 18 | 🇸🇬 シンガポール | Q2 | 1:29.572 | 1:30.353 | +0.781 | 13位 |
| 19 | 🇺🇸 アメリカ | Q2 | 1:32.701 | 1:33.466 | +0.765 | 13位 |
| 20 | 🇲🇽 メキシコ | Q2 | 1:16.605 | 1:16.816 | +0.211 | 11位 |
| 21 | 🇧🇷 ブラジル | Q1 | 1:10.403 | 1:10.711 | +0.308 | 19位 |
| 22 | 🇺🇸 ラスベガス | Q1 | 1:53.458 | 1:56.798 | +3.340 ※ | 19位 |
| 23 | 🇶🇦 カタール | Q1 | 1:20.472 | 1:20.761 | +0.289 | 16位 |
| 24 | 🇦🇪 アブダビ | Q2 | 1:22.752 | 1:23.034 | +0.282 | 10位 |
※ ラスベガスはタイヤ圧設定ミスによる異常値。イモラは角田がクラッシュしてタイム未記録。
※ 比較は角田が到達した最終ステージで揃え、フェルスタッペン側もそのステージのベストタイムを使用。
※ 太字は差が0.3秒以内の週末。
平均差:+0.547秒(ラスベガスを除く20戦)
最小差:+0.163秒(ハンガリー)
最大差:+1.026秒(アゼルバイジャン)
出典:r/formula1

