2022年の日本GP、鈴鹿サーキットで起きたニコラス・ラティフィの道を間違えた事件が、海外のF1コミュニティで再び話題になっている。
FP2で最終シケイン手前に差し掛かったラティフィは、なぜかグランプリレイアウトの本来のコーナーではなく、鈴鹿の西コース(ショートコース)側の分岐に入ってしまった。目の前にはアルムコバリア。行き止まりである。
後にラティフィ本人が語ったところによると、ピットインの指示を受けてステアリング上の設定を変更中に前を見たら、本来のコーナーではないターンが目に入り、そのまま曲がってしまったとのこと。初めての鈴鹿という不慣れさも災いした。
この場面をさらにカオスにしたのが、タイミングのズレたチーム無線だ。実際にはバックしてコースに復帰する際に「ちょっと変だった…まあ、大丈夫」と発信したものが、テレビ中継では道を間違えた瞬間に重なって放送された。まるで車のせいにしているように聞こえてしまったのだ。
「とりあえず無事です」の破壊力
「Anyways I’m OK(とりあえず大丈夫)」が今でもツボに入る。
危機一髪だったけど、なんとか生還したようだ。
みんなラティフィをバカにしてるけど、チーム側はライブデータで車が突然止まって逆走し始めたのを見てるわけで。最初に思うのは「クラッシュしたのか?」だろう。だから無線で「自分も車も大丈夫」と報告するのは普通のこと。
F1の無線はリアルタイムではなく遅延して放送されることが多い。この件ではラティフィが道を間違えた場面と、バック時の無線が重なって放送されたため、「車のせいにしている」と誤解を生んだ。
GOATの底力
それでもラティフィはそのレースで入賞してるんだよな。しかもその年の最悪のマシンで。
あの無線は道を間違えたこととは無関係で、バックギアに入らなかったことについて言ってたんだけどね。でも、我らがGOATはどんな場面でもコースから外れる方法を見つける。
偶然のコメディタイミングこそ最高のコメディ。
コース100%活用男
コースを100%作ったんだから、100%使い切っただけだろう。
ブレーキが良すぎて1コーナー手前で止まっちゃったんだな。たぶんそれが「車の挙動がおかしい」の正体。
「いやF1ドライバーだぞ?」
ラティフィを笑うのは簡単だけど、あの分岐をコーンか何かで塞いで分かりやすくしておくのも簡単だったはず。
いやいや、F1ドライバーは目隠しでもコースを走れるレベルだぞ。エンジン音で今どのコーナーにいるか分かるんだから。道を間違えるなんてありえない。
そのための白線だし、何百時間もシミュレーターでコースレイアウトを暗記してるはずなんだけどね。
ラティフィさんは何かと記憶に残る男だったな・・・
出典:r/formula1

