【2026年版】F1ドライバー&チーム完全ガイド|全11チーム・22名一覧

2026年シーズンは、F1史上最大級のレギュレーション変更とともに幕開け。新たにAudiとCadillacが参戦し、史上初の11チーム・22台体制に。パワーユニットのサプライヤー再編も加わり、勢力図が大きく塗り替わるシーズンに。

2026年F1に参戦する全11チーム・22名のドライバーを一覧でまとめた。

目次

2026年 F1ドライバー&チーム一覧表

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チームPUドライバー1#ドライバー2#
McLarenMercedesランド・ノリス1オスカー・ピアストリ81
MercedesMercedesジョージ・ラッセル63キミ・アントネッリ12
Red BullRed Bull-Fordマックス・フェルスタッペン3アイザック・ハジャー6
FerrariFerrariシャルル・ルクレール16ルイス・ハミルトン44
WilliamsMercedesアレクサンダー・アルボン23カルロス・サインツ55
Racing BullsRed Bull-Fordリアム・ローソン30アーヴィッド・リンドブラッド41
Aston MartinHondaフェルナンド・アロンソ14ランス・ストロール18
HaasFerrariエステバン・オコン31オリバー・ベアマン87
AudiAudiニコ・ヒュルケンベルグ27ガブリエル・ボルトレート5
AlpineMercedesピエール・ガスリー10フランコ・コラピント43
CadillacFerrariセルジオ・ペレス11バルテリ・ボッタス77

※ チーム順は2025年コンストラクターズランキング順+新規参戦チーム

2026年 パワーユニットサプライヤー一覧

PUメーカー供給先チーム
MercedesMercedes、McLaren、Williams、Alpine
FerrariFerrari、Haas、Cadillac
Red Bull-FordRed Bull、Racing Bulls
HondaAston Martin
AudiAudi

2026年はPUサプライヤーの勢力図が大きく変わる。Renaultが撤退しAlpineはMercedesカスタマーに、HondaはRed Bullと袂を分かちAston Martinへ移籍、Red BullはFordと新パートナーシップ。そして新規参入のAudiが自社PUでの参戦を開始。


ドライバー詳細は以下を参照。

McLaren(マクラーレン)

ランド・ノリス(#1)イギリス・25歳|F1参戦8年目

2025年にワールドチャンピオンを獲得し、カーナンバー「1」を背負う。本来はレイトブレーキングでコーナーを攻めるアグレッシブなスタイルを好むが、マクラーレンのマシン特性(コーナー出口のトラクション重視)に合わせて自らを適応させ、チャンピオンに上り詰めた。雨のレースで本領を発揮するタイプで、ウェットコンディションでの予選・レースペースは絶品。オンラインゲーム「iRacing」のレーティングはプロレベルで、レース以外でも負けず嫌いを発揮している。

オスカー・ピアストリ(#81)オーストラリア・24歳|F1参戦4年目

F3・F2をいずれもルーキーイヤーで制覇した史上稀に見る経歴の持ち主。冷静沈着なレース運びが最大の武器。速さでチームメイトのノリスを上回る場面も多い。2025年はシーズン中盤まで選手権をリードしたが、バクーでのクラッシュを機に低グリップサーキットで自信を失い、終盤に失速して3位に。契約問題で一時は「宙ぶらりんドライバー」と呼ばれたが、マクラーレンとアルピーヌの争奪戦を経て今の座を勝ち取った。


Mercedes(メルセデス)

ジョージ・ラッセル(#63)イギリス・28歳|F1参戦8年目

予選の一発の速さとレースでの安定感を高いレベルで両立するオールラウンダー。2025年はハミルトン離脱後のチームリーダーとして2勝を挙げ、キャリアベストのシーズンを送った。技術的なフィードバック能力が高く、マシン開発を牽引する「エンジニアリングドライバー」でもある。ときおり見せるホイール・トゥ・ホイールの過激さは賛否あり、2025年スペインGPでのフェルスタッペンとの接触は大きな話題に。自ら戦略を提言する場面も見られる。

キミ・アントネッリ(#12)イタリア・19歳|F1参戦2年目

メルセデス育成の逸材で、F3をスキップしてF2に飛び級した異例の経歴を持つ。怖いもの知らずのアタックと、年齢に見合わない適応力の高さが強み。ルーキーイヤーの2025年は浮き沈みがあったものの3度の表彰台を記録し、予選ではラッセルに対し20戦中2勝と苦戦しながらも後半戦で急成長を見せた。


Red Bull Racing(レッドブル・レーシング)

マックス・フェルスタッペン(#3)オランダ・28歳|F1参戦12年目

4度のワールドチャンピオンにして、現役最速ドライバーとの呼び声が高い。強烈なフロントエンドを好み、他のドライバーには扱えないほどシャープなマシンセッティングでも自在にコントロールできるのが最大の武器。レースクラフト、タイヤマネジメント、ウェットコンディション、オープニングラップの判断力。あらゆる領域で最高水準を維持する。2016年ベルギーGP以降、リタイアを除けばポイント圏外で終えたレースがないという驚異的な一貫性の持ち主。F1以外ではオンラインレース「Team Redline」のメンバーとして仮想ル・マン24時間にも参戦するほどのレース中毒。フランツ・ヘルマンの正体を知る者。

アイザック・ハジャー(#6)フランス(アルジェリア系)・21歳|F1参戦2年目

パリ出身のレッドブルジュニア。2025年のルーキーイヤーではRacing Bullsから年間12位・51ポイントを記録し、オランダGPでは表彰台に上った。メルボルンでのフォーメーションラップでのクラッシュという衝撃のデビューから立ち直る精神力を見せた。予選の一発の速さに定評があり、チームメイトのローソンに対して15勝5敗と圧倒。レッドブル本隊では「フェルスタッペンの隣」という最難関のミッションに挑む。


Ferrari(フェラーリ)

シャルル・ルクレール(#16)モナコ・28歳|F1参戦9年目

予選の一発の速さではグリッド屈指の存在。「リトルターン、ビッグターン」と呼ばれる独特のコーナリングアプローチで、ターンインからエイペックスにかけてアンダーステアを巧みに消すテクニックを持つ。2025年は未勝利ながらも7度の表彰台を獲得し、チームメイトのハミルトンを予選で18勝5敗と圧倒。レース中のタイヤマネジメントや戦略判断での「ギャンブル癖」は課題として残るが、速さだけなら現役トップクラス。モナコ出身のF1ドライバーはルクレール以前には一人もグランプリで優勝していなかった。

ルイス・ハミルトン(#44)イギリス・41歳|F1参戦20年目

7度のワールドチャンピオン、歴代最多通算勝利記録保持者。レースペースのマネジメント能力とタイヤへの優しさは今なお一級品で、特にエネルギー管理と戦略的なタイヤ温存に長ける。一方で2025年のフェラーリ移籍初年度はキャリアワーストのシーズンとなり、表彰台ゼロで終えた。グラウンドエフェクト時代のマシン特性に最後まで適応しきれなかったが、2026年の新レギュレーション(軽量・短ホイールベース)は本来のドライビングスタイルとの相性が良いとの見方が多い。F1史上初めて100勝、100ポールポジション、100ファステストラップ(に近づいた)を同一ドライバーが達成するという前人未到の記録を持つ。


Williams(ウィリアムズ)

アレクサンダー・アルボン(#23)タイ / イギリス・30歳|F1参戦7年目

スムーズなドライビングスタイルとタイヤ保護能力はグリッド随一。「1セットのタイヤでGP全距離を走れるのでは」と冗談交じりに評されるほどで、型破りな戦略を成功させる柔軟さも持つ。2025年前半はウィリアムズをポイント圏に押し上げる活躍を見せたが、後半は失速。レッドブル時代にフェルスタッペンの隣で苦しんだ経験について「ゲームの感度をMAXに上げたような感覚」とそのシャープさを表現したエピソードは有名。

カルロス・サインツ(#55)スペイン・31歳|F1参戦9年目

適応力の高さとテクニカルフィードバックの的確さで知られるオールラウンダー。サインツの加入したチームはほとんどが成績が良くなっており、どのチームに移籍しても安定した結果を出す。2025年はウィリアムズでの初年度、前半こそアルボンの後塵を拝したが後半にギアを上げ、バクーで3位、カタールでは追い上げるノリスを押さえ込む力強い走りを見せた。アルボンとの「カルボーノコンビ」はウィリアムズのコンストラクターズ5位に大きく貢献。父カルロス・サインツSr.はWRC(世界ラリー選手権)のレジェンドで、60歳を過ぎてもダカールラリーを制するスーパーアスリート一家。


Racing Bulls(レーシング・ブルズ)

リアム・ローソン(#30)ニュージーランド・24歳|F1参戦3年目

2025年序盤にレッドブル本隊でフェルスタッペンの隣に座るも、2戦で最下位・ノーポイントという厳しいスタートを経験。Racing Bullsへの移動後は本来の速さを取り戻し、終盤に安定したパフォーマンスを発揮した。2026年はチームのシニアドライバーとして新たなルーキーのリンドブラッドをリードする立場に。ニュージーランド人としてはクリス・エイモン以来最高位のグリッドスタート(2025年アゼルバイジャン3番手)を記録している。

アーヴィッド・リンドブラッド(#41)イギリス(スウェーデン系)・18歳|F1デビュー

2026年グリッド唯一のルーキー。F3・F2ともに史上最年少優勝記録を保持するレッドブル育成の神童。2007年生まれで、フェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンのF1デビュー(2001年・2007年)後に生まれた初のグリッドレギュラーとなる。ジュニアフォーミュラでは攻守のバランスに優れた走りを見せており、荒削りだが爆発的な速さの片鱗がある。スウェーデン系のバックグラウンドを持ちながらイギリスで育ったため、国籍はイギリス。


Aston Martin(アストンマーティン)

フェルナンド・アロンソ(#14)スペイン・44歳|F1参戦23年目

2度のワールドチャンピオン。44歳にして衰えないレースクラフトはF1史上最高峰で、2025年はチームメイトのストロールに予選22勝0敗という完全なる支配を見せた。タイヤマネジメント、コース上の駆け引き、1周目のポジション取り経験に裏打ちされた総合力は「マシン性能以上の結果」を引き出す。2026年はエイドリアン・ニューウェイ設計のマシンにホンダPUの組み合わせ。ホンダ+アロンソといえば2015-2017年のマクラーレンホンダ時代の「GP2エンジン!」無線が伝説だが、今度は前向きな結末を迎えられるか。

ランス・ストロール(#18)カナダ・27歳|F1参戦10年目

チームオーナーであるローレンス・ストロールの息子。ウェットコンディションでのパフォーマンスには定評があり、2020年トルコGPでのフロントロウスタートはキャリアハイライト。一方で予選のペース不足は長年の課題。ニューウェイ体制の新マシンでどこまで変われるかが注目ポイント。F1参戦10年目を迎え、チーム内での立場が問われるシーズンとなる。


Haas(ハース)

エステバン・オコン(#31)フランス・29歳|F1参戦9年目

ディフェンシブドライビングの名手で、格上相手にポジションを守り切る技術はグリッドでもトップクラス。2021年ハンガリーGPでの奇跡的な初優勝は今もファンの記憶に新しい。2025年のHaasでは安定したパフォーマンスを発揮したが、速さではルーキーのベアマンに食われる場面もあり、チーム内の力関係が変わりつつある。チームメイトとの関係が悪化しやすいことでも知られ、ペレス、ガスリーとの確執は有名。

オリバー・ベアマン(#87)イギリス・21歳|F1参戦2年目

フェラーリ育成出身。2024年にサウジアラビアGPでフェラーリの代役として初出走し、いきなり7位入賞という衝撃デビューを飾った。2025年のルーキーイヤーではオコンに対し予選14勝8敗と互角以上の戦いを見せ、将来性を証明。マシンのリミットを攻める度胸と安定感のバランスが持ち味。カーナンバー87は父親が使っていた番号を受け継いだもの。


Audi(アウディ)

ニコ・ヒュルケンベルグ(#27)ドイツ・38歳|F1参戦17年目

「表彰台ゼロの最多出走記録」という不名誉な記録を2025年にようやく返上。第239戦目にして初の表彰台を獲得した。予選の一発の速さには定評があり、Q3進出率は中団チームのドライバーとしては異例の高さ。レースではタイヤマネジメントを武器に長いスティントで着実にポジションを上げるスタイル。Audiワークスチームの初代ドライバーとしてプロジェクトを牽引する。

ガブリエル・ボルトレート(#5)ブラジル・21歳|F1参戦2年目

2024年F2チャンピオン。ルーキーイヤーの2025年はベテランのヒュルケンベルグに対し予選で互角!(12勝11敗→最終11勝11敗のイーブン)と健闘し、将来性を見せた。ブラジル人F1ドライバーとしてはフェリペ・マッサ以来の本格的な長期参戦が期待されるタレント。Audiへの移行初年度で開発役としての貢献も求められる。


Alpine(アルピーヌ)

ピエール・ガスリー(#10)フランス・30歳|F1参戦9年目

ディフェンシブドライビングの巧さとマシンポテンシャル以上の結果を引き出す能力が持ち味。2025年はAlpineのポイントをほぼ一人で稼ぎ出し、限られたマシンで存在感を示した。2020年のモンツァでの劇的な初優勝(イタリアGP)はキャリアのハイライト。レッドブル時代にフェルスタッペンのプレッシャーに苦しみ降格を経験した過去があるが、そこから這い上がった精神力は折り紙付き。

フランコ・コラピント(#43)アルゼンチン・22歳|F1参戦2年目(通算)

2024年にウィリアムズで代役デビューし、わずか9戦で5ポイントを獲得するパフォーマンスを見せてAlpineのシートを勝ち取った。しかし2025年のフルシーズンではAlpineの低迷もありノーポイントに終わり、ガスリーに対しても予選5勝13敗と差をつけられた。初のフルシーズンを経て臨む2026年が真価の問われるシーズン。アルゼンチン出身のF1ドライバーは近年では珍しく、母国の期待を一身に背負う。


Cadillac(キャデラック)🆕

セルジオ・ペレス(#11)メキシコ・36歳|F1参戦14年目

通算6勝を誇るベテラン。タイヤに優しいスムーズなドライビングスタイルが持ち味で、特にストリートサーキットでの強さは際立つ(モナコ、シンガポール、バクーなど)。2024年末にレッドブルとの契約を解消し、1年のブランクを経てF1に復帰。レッドブル在籍時はフェルスタッペンとのペース差が拡大し苦しんだが、チームプレーヤーとしての貢献は高く評価されていた。新規参戦チームにとって、14年の経験値は何物にも代えがたい武器になる。メキシコでの人気は圧倒的で、メキシコGPでのスタジアムセクションの声援は他のどのドライバーの母国GPよりも熱狂的。

バルテリ・ボッタス(#77)フィンランド・36歳|F1参戦13年目

メルセデス時代に10勝を挙げた実力者。予選の一発の速さには定評があり、ハミルトンのチームメイトとしてコンストラクターズタイトルに大きく貢献した。一方でレースペースやバトルでの追い抜きに課題を抱え、「パーフェクトな2番手」と評されることも。2025年はメルセデスのリザーブを務めた後、Cadillacで実戦復帰。寡黙なフィンランド人そのものの飄々としたキャラクターで、オフシーズンのサイクリング姿やコーヒーブランド経営など、レース外の活動でもファンに親しまれている。麵屋。

国籍で見る2026年グリッド

国籍人数ドライバー
🇬🇧 イギリス5ノリス、ハミルトン、ラッセル、ベアマン、リンドブラッド
🇫🇷 フランス3ガスリー、オコン、アジャール
🇪🇸 スペイン2アロンソ、サインツ
🇲🇨 モナコ1ルクレール
🇳🇱 オランダ1フェルスタッペン
🇦🇺 オーストラリア1ピアストリ
🇮🇹 イタリア1アントネッリ
🇹🇭 タイ1アルボン
🇳🇿 ニュージーランド1ローソン
🇨🇦 カナダ1ストロール
🇩🇪 ドイツ1ヒュルケンベルグ
🇧🇷 ブラジル1ボルトレト
🇦🇷 アルゼンチン1コラピント
🇲🇽 メキシコ1ペレス
🇫🇮 フィンランド1ボッタス

※ 本記事の情報は2026年2月時点のもの。シーズン中のドライバー変更があった場合は随時更新。

2026年シーズンの全24戦のスケジュール・日本時間一覧はこちらの記事

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